Ankerは、Soundcoreイヤホンのラインに、新たに「Liberty 4」を追加した。Liberty Air 2 Proに見られるような「スティック」デザインと、Soundcoreが「サウンドパフォーマンスの限界を超え、あらゆるジャンルの音楽で最高のリスニング体験を提供する」とのことだ。そして、このLiberty 4には、同社のイヤホンとして初めて「心拍数モニター」を搭載するとのことだ。
Liberty 4は、この価格帯のイヤホンにはない特徴がいくつか見られる。まず、ジャイロスコープとアルゴリズムによる360度のトラッキングによって、空間オーディオが実現されている。これは、AirPodsなどでご存じの方も多いだろう。映画を見ながら頭を動かしたり、機能をオンにしたまま音楽を聴いたりすると、動きに合わせて音の方向が変わり、臨場感あふれる体験が出来る。
また、イヤホンには、心拍数センサーが内蔵されており、Wellnessアプリと連動して、日々の心拍数のデータやワークアウト中のデータを記録することができる。
Bluetooth 5.3、アクティブノイズキャンセリング、3サイズのイヤーチップが搭載される。また、6つのマイク(各イヤホンに3つ)を搭載しており、通話中の声がクリアに届くようになっている。加えて、ノートパソコンと電話の両方に接続できるマルチポイント接続機能も搭載されている。Liberty 4のコーデックは、前モデル同様、LDAC、AAC、SBCに対応しているが、aptXは非対応だ。
バッテリー駆動時間は、使用する機能によるが、通常使用で最大9時間、空間オーディオモードで5時間、LDACモードでノイズキャンセリング無しで6時間、ANCのみオンで最大7時間となる。
同社の充電ケースは、15分の急速充電で3時間の再生が可能になる。また、バッテリーが空の状態からは、1時間で満充電が可能だ。ケース自体もUSB-C経由またはワイヤレスで充電に対応する。Soundcoreによると、通常の条件下では、Liberty 4はケース込みで最大28時間使用することが可能とのことだ。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。日本での発売はまだ告知されていないが、近日中にアナウンスがあると見られる。
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