Ankerは、同社発売の30W出力小型充電器「Anker Nano II 30W」を改良し、更に30%小型化した「Anker 711 Charger (Nano II 30W)」を4月5日(火)から販売開始した。
「Anker GaN II」採用で500円玉ほどのコンパクトサイズを実現
本製品に採用されている技術「Anker GaN II」は2021年5月に発表されたAnkerの独自技術。「窒化ガリウム」を半導体素材に採用すると共に、高周波化に伴って発生する熱やノイズを内部基盤部品の立体配置と回路構造の最適化 (PCBA 3D スタッキング) によって抑えることで、厳しい安全基準を満たしながら充電器の小型化を可能にした。
本製品は「Anker GaN II」を採用した製品「Anker Nano II 30W」の後継機種となり、電子部品の省サイズ化に加え、温度上昇を抑えるための放熱剤の配分位置を見直すことで安全基準はそのままに、前モデルと比較して約30%の小型化を実現した。また、一般的な30W出力の充電器と比べると、約70%の小型化を実現しており、実寸サイズで32ミリ×28ミリ×27ミリ(プラグ部分を含まない)と、500円玉ほどのコンパクトサイズとなっている。
USB Power Delivery (以下USB PD)との互換性を高めたPowerIQ 3.0(Gen 2)を搭載し、スマートフォンからタブレット端末、Apple Watch、MacBook Airなどの幅広い機器に急速充電が可能なほか、Programmable Power Supply(PPS)規格にも対応することでGalaxy S21等のPPS対応のスマートフォンへの急速充電も可能だ。
価格は2,990円、4月5日発売
「Anker 711 Charger (Nano II 30W)」の販売価格は税込2,990円となる。4月5日より、Anker Japan公式サイト、Amazon.co.jp、楽天市場および一部家電量販店などで販売開始される。
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