AndroidとiOSのGmailアプリが生成AIによるメール作成支援に対応

masapoco
投稿日 2023年6月15日 5:33
new gmail logo2020

Googleは、電子メールの下書きツール「Help Me Write」のAndroidとiOSデバイスへの展開を開始した。同社の生成AI機能を先取りして体験できる「Workspace Labs」の一部であるこの生成AIツールは、先月のGoogle I/O 2023で発表され、すでにGmailのWeb版でユーザーは試すことができるものだった。

AndroidとiOSでのメール作成ツールは、デスクトップ版のGmailと操作は同じように行える。AIに自然言語のプロンプトを投げかけると、AIが要件に応じた電子メールの草稿を作成してくれる。メールの下書きは、文体や長さなど、さまざまなオプションを選択する事が可能だ。また、下書きが気に入らない場合は、AIツールにテキストの書き直しを依頼することもできるが、その後、前のバージョンに戻ることはできない。

Help Me Writeは、Gmail、Docs、SlidesといったGoogleの仕事用アプリで新しいAI機能を試すことができるテストプログラム、Google Workspace Labsの一部として利用できる。ただし、Googleは、”Workspace Labsの機能を医療、法律、金融、その他の専門家のアドバイスと考えるべきではない”と注意喚起している。

Help Me Writeを利用するには、AndroidまたはiPhoneでGmailアプリを開き、「作成」ボタンをタップする。ここで、画面右下にHelp Me Writeのボタンが表示されます。AIが生成した文章を自分の好みに合わせて編集したり、Googleにフィードバックを送ることが出来る。

Help Me Writeを利用するには、Google Workspace Labsにサインアップする必要がある。最近プログラムに参加された方は、モバイルアプリに機能が反映されるまでにしばらく時間がかかるかもしれない。GoogleのAIライティングアシスタントはGoogleドキュメントでも利用でき、ブログ記事を書くためのプロンプトを与えたり、既存のテキストを書き換えてより詳細を追加したりすることができる。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • wf1000xm5 amazon
    次の記事

    Sony、WF-1000XM5はドライバの大型化やノイズキャンセリング性能の向上など大きな進化が見られる模様

    2023年6月15日 6:00
  • 前の記事

    まるでSFのような、2つの太陽の周りを回る惑星が発見された

    2023年6月14日 18:11
    tatooine

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • openai

    OpenAI、15秒の音声サンプルから感情豊かで自然な音声を合成できる「Voice Engine」を発表

  • a04c35e8e555c1cc7ae1d6a5f3159856

    MicrosoftとOpenAI、1000億ドル以上をかけて超人的AI開発のためのスーパーコンピューター「Stargate」を開発する計画

  • Sam Altman TechCrunch SF 2019 Day 2 Oct 3 cropped cropped

    ベンチャーキャピタリスト、OpenAIのSam Altman氏を“誇大妄想的”と非難

  • google logo image

    Googleが非営利団体を対象に2000万ドルの資金を提供し生成AI活用を支援

  • Pixel 8 in Rose.max 936x936.format webp

    Google、方針を転換しPixel 8にもGemini NanoによるオンデバイスAI機能を搭載へ

今読まれている記事