Amazonは、Echoスピーカーのアップデートを実行した。ただし、デザインの変更はなく、主に内蔵機能に焦点を当てた更新となっている。そして、今回レギュラーの「Echo」については特に変更がなく、リフレッシュが行われたのは、ハイエンドの「Echo Studio」とコンパクトな「Echo Dot」となり、これらはオーディオ性能が大きく強化されたとのことだ。
モデルチェンジしたEcho Studioには、Amazonのこれまでの3Dサウンド技術を改良した、新しい空間オーディオ処理が搭載されている。同社によると、“より大きく、幅があり、明瞭で、存在感のある”優れたステレオサウンドが期待できるという。また、周波数帯域もアップデートされ、中域の明瞭度が増し、低音はより深くなった。同社のハイエンドスピーカーにはホワイトのカラーが追加され、29,980円で10月20日に発売される予定だ。
また、スマートスピーカー「Echo Dot」についても、オーディオ性能が強化された。Amazonの説明によると、本体の大きさは前モデルと同じまま、より大きなスピーカーを搭載できるように内部を再設計したとのこと。新しいドライバーは、前回のEcho Dotよりも2倍の低音とクリアなボーカルを提供するという。同社はまた、Echo Dot with Clockをアップデートし、アーティストや曲名、スヌーズタイマーなどの情報をディスプレイに表示できるようにした。両モデルとも、加速度センサーとセンサーが新しくなり、タッチ操作も改善されるようだ。Echo Dotについては、日本ではまだ新型のアナウンスはないようだが、近々追加されると思われる。
また、Amazonは本日、EchoスピーカーにEeroメッシュWiFi技術を搭載したことも発表した。これは、対応するEchoがWiFi中継器として機能し、1台あたり最大1,000平方フィート(92平方メートル)のインターネット接続可能エリアを追加してくれるとのことだ。
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