Googleは、Google検索で提供するユーティリティ・ツールに、新たな機能を追加した。新たな機能は、Grammarlyの仕事を一部奪うもので、検索バーに文章を入力することで間違いを見つけることができる文法チェックツールとのことだ。この機能は、検索バーで「文法チェック」や「文法チェック」といったキーワードを文章と一緒に入力することで有効になる。
サポート文書によると、文法チェック機能は今のところ英語でのみ利用可能だという。また、AIを使って言語を分析するため、特に部分的な文章を扱う場合、100％正確とは限らない、とGoogleは注意を促している。
このツールは、文法チェックをしようとしているとGoogle検索が感知した場合、「文法チェック」のキーワードを含まなくても機能する。スペルミスを修正し、文やフレーズの修正を提案することができる。
入力された文章が正しければ、緑色のチェックマークが表示される。しかし、Googleによると、文法チェックツールは、危険、嫌がらせ、憎悪、医療、露骨、テロリスト、暴力などのカテゴリーに該当するコンテンツを許可しないという。
Googleの文法チェッカーツールによる分析が間違っていることに気づいたら、右下のフィードバックボタンをクリックして報告することも可能だ。
GoogleはAIへの投資・開発に力を注いでいるが、基本的なGoogle検索も着実に改良を行っている。先日同社は、ユーザーが自分のデータをよりよく管理できるようにするいくつかの新機能を展開している。新しいダッシュボードを通じて、ユーザーは検索結果に表示される個人データの削除をリクエストできるようになる。
Google検索は、親会社Alphabetにとって依然として最大の稼ぎ頭のひとつである。同社は2023年第2四半期決算で、Google検索の売上高が前年同期の406億8,900万ドルから426億2,800万ドルに増加したことを明らかにした。
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