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AIチップ開発スタートアップのKneronが、最近、AppleのiPhoneを組み立てる台湾のFoxconnや通信技術企業のAlltek、その他、Horizon Ventures、Liteon Technology Corp.、Adata、PalPilotなどの投資家からシリーズBラウンドの延長として4,900万ドルを調達したと発表した。この新たな資金調達により、Kneronの総調達額は1億9,000万ドルに達する。CEOのAlbert Liu氏によれば、この資金は主に自動車産業における同社の市場参入努力と、特にR&D部門に焦点を当てたチームの拡大に使用される予定である。

Kneronによると、現在自動車市場におけるチップの需要が旺盛であり、AIの急速な成長がAIチップの需要を牽引していると述べた。Gartnerによると、半導体産業にとってAIは534億ドルの収益機会となり、2022年から20.9%増加すると予測されている。

Kneronは、NVIDIAの180%の株価上昇や、半導体設計企業Armの米国でのIPOに象徴されるような、AIとそれを支えるチップ技術に対する投資家の強い関心を活かそうとしている。

NVIDIAは、サーバーやデータセンターで動作するGPUを製造しており、これらはAIシステムを訓練するために必要な大量の計算能力を持つ。一方で、Kneronは「エッジ」でAIを実行するチップセットを設計している。これはつまり、AIアプリケーションがクラウドではなくデバイス上で動作するようになることを意味する。現在、同社は低消費電力で再構成可能なAIチップを供給しており、既存のシステム、例えば自動運転車のセンサーと連携できるように設計されている。

Kneronの最新製品はKL730と呼ばれるもので、同社によればこのチップは自動運転をサポートするために使用できるとされている。CEOのAlbert Liu氏は、GPUが運用コストが高いため、より低コストなNPU(ニューラルプロセッシングユニット)への需要が高まる可能性があると述べている。

競合としては、NeuReality、Hailo、Mythic、Flex Logixなどのスタートアップがあり、既存の大手企業としてはGoogleやAmazon、NVIDIAもAI推論分野で競合している。しかし、Kneronはすでに30以上のブランドに顧客基盤を持っており、収益は順調に推移しているようだ。


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