PCやスマートフォンなどのグラフィック処理機能を計測するパフォーマンスソフトウェアとして有名な「3DMark」は、2023年10月26日、初めての登場から25周年を迎えた。
3DMarkの最初のバージョンは、1999年10月に登場した3DMark99だった。Windows 95/98システムをサポートし、Direct 6.0を使用した。その後、ソフトウェアはMAXバージョンにアップデートされ、DirectXのアップデートとグラフィックカードの急速な発展と共にあった。
25周年を迎えた事を報告するブログ投稿の中で、UL Solutions のベンチマーク チームは以下のように述べている:
私たちは、新しいベンチマークをリリースしたときに、その結果が送られてくるのを見るのが大好きです。また、コミュニティのメンバーが3DMark Hall of Fameのトップスポットを獲得するためにどれほど努力しているか、毎回驚かされます。
各ベンチマークがゲーム用の新技術のベストを披露し、すべてのハードウェアで公平でバランスの取れた実装になるように協力しているベンチマーク開発プログラムのメンバーに感謝します。
そして、ハードウェアレビューのデータを収集するために、何時間も当社のベンチマークを使用してくださるメディアの皆様に感謝します。
3DMarkスイートは、現在では独立したリリースではなく、DLCとして機能テストをリリースしているため、2013年以降は番号はない。
Speed Wayと呼ばれる最新のアップデートは、レイトレーシングをサポートしたDirectX12 Ultimate APIを使用する高度なベンチマークだ。最新のグラフィックカードでも、高解像度ではこのベンチマークに苦戦することがある。TimeSpyとFireStrikeベンチマークは無料だが、より多くの機能を試したい場合は有料のアドバンス版を購入する必要がある。
この25年でゲームのグラフィックは驚く程進化を遂げた。現在でも十分驚く程のレベルだが、これからの25年、そのクオリティやゲームを取り巻く環境はどのように変化していくのだろうか。SFで描かれたような未来が訪れることを想像してやまない。
Source
- UL Solutions: 3DMark celebrates its 25th year!
- via VideoCardz: First 3DMark benchmark is now 25 years old
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