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Googleは本日、AIチャットボット「Bard」が、これまでの英語に加え、日本語、アラビア語、中国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、ポルトガル語、スペイン語、タミール語、テルグ語、マラヤーラム語を含む40以上の言語で、最新の「Gemini Pro」モデルをグローバルに提供したことを発表した。

2023年12月、Googleは新しい生成AIモデル「Gemini」を発表した。Geminiはその規模により、フラッグシップモデルの「Gemini Ultra」、標準サイズの「Gemini Pro」、そしてPixel 8のようなモバイルデバイス上での動作を想定して設計された小規模な「Gemini Nano」からなる。その後、同社は英語版Bardの言語モデルをGemini Proにアップデートし、その動作を改善していた。Googleは改善点を数値化していないが、チャットボットはコンテンツの理解や要約、推論、ブレインストーミング、文章作成、プランニングの面でより良くなると述べている。

Gemini Pro 搭載 Bard の対応言語を拡大

  • 更新内容: Gemini Pro 搭載 Bard が、Bard を利用できるすべての言語新しいウィンドウで開くに対応し、世界中でご利用いただけるようになります。

    このアップグレードにより、理解、要約、推論、記述、ブレインストーミング、プランニングなどをより効率的に行えるようになります。
  • 理由: Gemini Pro により、Bard を使った新たなクリエーション、インタラクション、コラボレーションが実現します。

再確認機能がさらに多くの言語で利用可能に

  • 更新内容: Bard の回答の再確認機能が、ほとんどの対応言語新しいウィンドウで開くで利用できるようになりました。
  • 理由: Bard を利用した学習プロセスにおいて、ユーザーが Bard の回答をより適切に評価できるよう、再確認機能の対応言語の拡大に取り組んでいます。

更にGoogleは、12月にリリースされた「Imagen 2」画像生成モデルを通じて、Bardでのテキストからの画像生成サポートを導入している。現在、この機能は英語のみサポートしている。こちらについては別の記事で詳しく紹介する。


Sources

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