Appleは今年、デザインと機能に大きな変更を加えた最新のiPhone 15シリーズを発表するが、中でもiPhone 15 Proモデルに加えられる大きな変更点のひとつが、ミュートスイッチの代わりとなるアクションボタンだと言われている。
これまでは、アクションボタンの用途について、ショートカットキーとして使われるのではないかという憶測があったが、最新のiOS 17ベータ版では、iPhone 15 Proのアクションボタンの機能がソースコードから明らかになり、どうやらApple Watch Ultraのように、いくつかの機能をこのボタンに割り当てることが出来る様だ。
MacRumorsに掲載されたSteve Moser氏の発見したコード・スニペットによると、ミュートスイッチに代わる新しいボタンには、クリックに割り当てられるオプションがたくさんあるとのことだ。以下がその機能の一覧となる:
- アクセシビリティ
- ショートカット
- サイレントモード
- カメラ
- フラッシュライト
- 集中
- 拡大鏡
- 翻訳
- ボイスメモ
ミュートスイッチがなくなることで、サイレントモードは、iPadやiPod touchのようにコントロールセンターに移動すると予想される。報告されているコード・スニペットが正しければ、他のコントロール・センター・タイルの機能の多くは、ボリューム・ボタンの上にある新しいボタンに割り当てられるだろう。どれを選ぶかは、ユーザーの判断に委ねられる。
写真を撮る機会が多い人は、新しいボタンをカメラアプリ専用のランチャーに割り当てられるのは、特に便利だろう。ワンボタンですぐにカメラが使えるため、決定的瞬間を取り逃しにくくなるかも知れない。
ショートカットを割り当てるのも便利かも知れない。例えば、毎日のルーティンをここに割り振っておけば、一々画面をオンにしてアプリを起動してという手間を省き、アクションボタンを押すだけで済ませることが出来る。
これらはiOS 17で発見されたアクションボタンの機能の一部に過ぎない。iPhone 15 Proの発表会では、Appleが追加機能を発表する可能性もある。
当初、AppleはiPhone 15 Proのメカニカルなボタンをソリッドステート・ボタンに置き換えると言われていた。これには音量ボタン、電源ボタン、アクションボタンが含まれる。しかしその後、技術的な問題から、Appleはこの計画を進めていないことが明らかになった。この機能は現在、iPhone 16 Proモデルの発売とともに登場すると予想されている。可能性としては、Appleは標準モデルのiPhone 16にもアクションボタンを搭載し、ミュートスイッチをラインナップから完全に削除することになるだろう。
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