Bloombergの記者でApple関連のリーク情報を提供しているMark Gurman氏によると、Appleは、2023年に発売するApple Watch Series 9において、搭載チップに数年ぶりの大きなアップデートを行う可能性があることが示唆されている。
Gurman氏によると、搭載されるS9にチップはAppleのiPhone 13シリーズ(2021年)から採用された、A15チップに基づく物となるようだ。
AppleはApple Watchのラインナップをアップデートする際、通常、そのモデル用に新しいSシリーズチップを導入している。ただし、Apple Watch Series 8に採用されたS8は、前世代のS7からさほどアップデートされておらず、名前を変えただけとも囁かれたが、次のApple Watchシリーズでは飛躍的な進化を遂げるかも知れない。
この情報は、Mark Gurman氏によるBloombergのニュースレターのDiscordチャンネル「Power On」内での会話で、同氏はApple Watch Series 9のチップに関する質問に答える形で噂を明らかにした。新しいモデルが「アップデートされたSoCを搭載する予定」であることを確認した後、Gurman氏は、チップがS7からS8への変更よりもずっとパワフルである可能性を提示した。
「前世代の再ブランド化ではなく、新しいプロセッサになると思う」とGurman氏は述べ、新しいApple WatchのチップはA15 Bionicをベースにしている可能性があると思うかと直接尋ねられたGurman氏は、「そうだ、そうだと思う!」と答えている。
とはいえ、消費電力を考えれば、A15をそのまま採用する訳はなく、Apple Watch用にカスタムすることになるだろう。
Gurman氏がApple Watchの次世代モデルについて言及したのは、今回が初めてではない。4月2日のニュースレターでは、watchOS 10について、多くの「ユーザーインターフェースの注目すべき変更を伴う、かなり広範囲なアップグレード」が含まれると述べている。
当時、Gurman氏は、「Apple Watchのハードウェアのアップデートが主要なものでないことを考えると、watchOSが10番目のバージョンで大きな年になることは“重要”である」と述べていた。
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