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AWS、世界中のジェネレーティブAIスタートアップを後押しするプログラムを発表

Amazon Web Services(AWS)は、世界中のジェネレーティブ人工知能(AI)スタートアップを対象に、10週間のアクセラレータープログラムを開始する。このプログラムでは、スタートアップがAIモデルやツール、マシンラーニングのスタック最適化、カスタムなマーケティングアドバイスなどにアクセスできるようになる。また、サンフランシスコでDemo Dayも行われます。このプログラムには、AWSクレジット最大30万ドルが提供されるとのことだ。応募期間は2週間であり、10のスタートアップが選ばれる。AWSは、スタートアップに投資は行わないが、トップAI企業と提携している。

近年、企業は人工知能を自社に取り入れることを急いでいる。AWSのジェネレーティブAIプログラムは、すでに最小限の製品を持ち、顧客に向けた取り組みを行っているスタートアップが参加することを推奨している。また、AWSは、ジェネレーティブAIの開発に投資することで、これまで研究分野にとどまっていた技術を顧客や開発者が利用できるようにすることを目指している。

AWSは、世界的に有名なAI企業であるHugging FaceStability AIと提携しており、Stability AIはAWSを「画像、言語、音声、ビデオ、3Dコンテンツ生成のAIモデルを構築しスケールアップするための優れたクラウドプロバイダー」と評価している。AWSはAI開発について、他の大手テック企業に比べて慎重な姿勢を取っており、AppleはAIを利用した言語学習モデルに注目しているが、自社開発するか外部から調達するかは不明だ。

AWSのスタートアップのグローバル・ヘッドであるHoward Wright氏は、ブログ投稿で、「このアクセラレータに参加するスタートアップについて、最小限の製品を持ち、顧客と取引し、AWS上で開発を行っているスタートアップが最も利益を得られる」と述べている。

ジェネレーティブAIは、新しい開発と創造性をもたらしており、AWSは、研究分野からジェネレーティブAIを開発し、すべての規模の顧客やすべてのレベルの開発者が利用できるようにすることを目指している。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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