Microsoftは、同社のAIの取り組みについて、3月も大きな発表を行う様だ。同社のLinkedInページで、「The Future of Work with AI」というオンラインイベントを開催することが明らかになった。イベントは16日(木)の太平洋時間午前8時(日本時間:3月17日午前1時)に開始される。
ライブストリーミングイベントにおいて、Microsoft CEOのSatya Nadella氏、および同社のコーポレートバイスプレジデントであるJared Spataro氏がプレゼンテーションを行う予定だ。同社は、このイベントにおいて、「AIが、すべての人と組織のために、まったく新しい働き方の原動力となることを学ぶ」機会を提供するものと述べている。
このオンラインイベントは、既に噂されているように、Microsoftが、人気の高い生産性アプリケーションのOfficeラインナップに、新しいBingチャットボットのようなジェネレーティブAIによる機能を追加する計画を示すものと考えられる。チャットボットがWordで自動的に文章を書いたり、Excelアプリでスプレッドシートの数字を処理したりといった機能のデモが見られる可能性もありそうだ。
このイベントは、MicrosoftのBingチャットアプリケーションを公開した形とは異なり、ライブストリーミングされるため、AI機能をOfficeアプリに組み込む方法について、きちんとライブデモを見ることができるだろう。Bingは、簡単なExcelスプレッドシートの生成には使えるが、より高度なOffice機能には今のところ対応できない。そのあたり、MicrosoftがどこまでAIを「副操縦士」として使っているのか、興味深いところだ。
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