Microsoftが一部ユーザーにテストしているBingは、徐々にアクセス権が付与されたユーザーが増えている事で、様々な機能が発見されている。
ここでは、いくつかの面白い機能を紹介しよう。
ASCII アートの生成
何かを描くように頼んだり、何かを見せるように頼んだりするとBingチャットボットはASCIIアートで答えてくれるようだ。とはいえ、かつて2ちゃんねるで見られたような高度なものではなく、辛うじてそれと分かるような物ではあるが。
家にある材料からレシピを提案してくれる
Bingチャットボットは、指定した材料に基づくレシピへのリンクを見つけることができるようだ。買い物を忘れて食材の量が限られている場合に助かるだろう。
チェスがプレイ出来る
Redditへの”Ancient_Community175″氏は、プロンプトを工夫することで、Bingを「だまして」チェスをプレイさせる事に成功している。あらかじめ備えられた機能ではないためトリッキーな方法ではあるが、工夫次第でこういうことも出来ると言う好例だ。
Officeのプログラムを利用できる(その方法は限定されているが)
Redditユーザーの “MightEnlightenYou”氏は、状況によっては、BingチャットがWord、Excel、PointPointといった一部のMicrosoft Officeアプリにアクセスできることを発見した。例えば、Bingが数値のリストを提示した後に作成したExcelスプレッドシートをダウンロードすることが出来るとのことだ。ただし、チャットボットはOfficeアプリへのアクセスは限定的で、より高度なマクロを扱ったり、PowerPointプレゼンテーションのアニメーションやトランジションを作成したりといったことは出来ないという。
MicrosoftはOfficeへのChatGPT AI統合を目指していると伝えられているため、Office上でAIチャットボットが利用できるようになる事に加え、Bingチャットボットから一部のOffice機能が利用できるようになっているのも不思議ではないだろう。今後はこれが拡張することも期待したい。
これ以外にもまだ知られていない機能が隠されていることだろう。新たな発見が楽しみだ。
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