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Starlinkが「グローバルローミング」サービスをテスト中

一部のStarlinkのユーザーが受け取ったメッセージによると、Starlinkは新しい衛星インターネットサービスをテストしているようだ。これは、”世界中の陸上のほぼどこからでも接続できるようになる”サービスだと言う。SpaceXはこれを「グローバルローミングサービス」と呼び、月額200ドルで提供する計画のようだ。PC Magの報道によると、同社は、Starlinkをほぼすべての国で利用できるようにする新しい「グローバルローミングサービス」について、興味を登録した人々に連絡を取っているとのことだ。

一部のユーザーは今週、SpaceXから、月額200ドルの新サービスプランに関する電子メールを受け取った。メッセージの一部には、「Starlinkグローバルローミングサービスをお試しください。これにより、Starlinkは世界中の陸地のほぼどこからでも接続できるようになります。」と記載されている。

だが、Starlinkが、ほぼどこからでもインターネットを提供するという約束をどのように実行するのかは明らかになっていない。スターリンクは、インド、パキスタン、カンボジアなど、さまざまな国で規制当局の認可待ちであり、その他の国ではまったく利用できない。にもかかわらず、PCMagによると、Starlinkは、グリーンランドなど同社のサービス提供地域外の一部のユーザーに対して、グローバルローミングサービスの申込み受付を提供しているとのことである。

SpaceX社はStarlinkを全世界で提供したいと考えているが、各国からの承認を得る必要がある。
しかし、グローバルローミングに関するメッセージの一部には、米国外の顧客がStarlinkキットの記録上の輸入者として行動しなければならないかもしれない、これは、顧客がキットが現地の法律や規制に準拠していることを確認し、関税や輸入税を支払う必要があることを意味する。

グローバルローミングに申し込んだ顧客は、これまでと同様の高速接続と低遅延のサービスを期待出来る。また、アンテナ代として599ドルを支払うことになる。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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