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Microsoftが「ChatGPT」を搭載した新たな「Bing」でGoogleに戦いを挑むとの報道

The Informationの報道によると、Microsoftが、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」を搭載した検索エンジン「Bing」を発表する方向で準備を進めているとのことだ。

ChatGPTは、AIによる自然言語処理ツールで、チャットボットと人間のような会話をすることができる。このツールは、質問に答えたり、コードを書いたり、長文のコンテンツを生成したりといった特定の作業を支援したりすることができる。2022年に公開されてからは、その性能に世界が驚愕したことは記憶に新しい。

Microsoftは3月末までにこの機能を開始する可能性があるとのことだ。この動きによって、同社は検索エンジン市場におけるGoogleの優位性に挑戦することを望んでいる。

MicrosoftとOpenAIはこの件に関するコメントを控えている。

2019年、MicrosoftはOpenAIに10億ドルを出資し、後者の人工汎用知能(AGI)の構築を支援した。その後、両者は新たなAzure AIスーパーコンピューティング技術を構築するため、複数年のパートナーシップを締結した。2022年、MicrosoftはOpenAIの画像生成ソフトウェアDALL∙E 2をAzure OpenAIに導入し、ユーザーがテキストや画像入力によって画像を生成できるようにしている。

ChatGPTの存在は、Google自身も検索エンジンに大きな影響があると考えており、今後両社の戦いは激化する可能性がある。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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