Google Pixel 7 / Pixel 7 Proは、素晴らしいカメラ性能を実現しており、昨年のPixel 6モデルと比較しても、画質に顕著な改善が見られる。また、カメラを最大限に活用したい場合は、常にRAW/DNGフォーマットで写真を撮影することで、編集中の柔軟性を高めることも可能となっている。この度、AdobeはLightroomスイートアプリとCamera RAWをアップデートし、最新のPixelスマホに対応させた。これにより、カラープロファイルを完全にサポートしたCamera Raw拡張機能を使用して、Pixel 7または7 Proで撮影したRAW写真をAdobe LightroomおよびLightroom Classicで直接読み込んで編集できるようになっている。
これまでも、RAWデータ自体は取り扱うことが出来て穿いたが、Lightroomの公式サポートにより、カラープロファイルにアクセスでき、編集ワークフローをより簡単にすることが可能となった。ただし、レンズ補正プロファイルは、現在、対応するどの機種でもAdobe Lightroomでサポートされていない。
昨年、AdobeはPixel 6のRAWデータをサポートするに際しては相当な時間を要した。2021年10月に発売されたスマホだが、Galaxy S21 UltraやZ Fold 3といった他のデバイスとともに、12月にようやくサポートが追加されたのだ。今年は、最新のPixelスマホの発売から1カ月でサポートが追加されたと言う事で、よりスピーディーに対応されるようになって来ている。
Pixel 7のRAW写真を完全にサポートするには、最新のCamera Rawエクステンション(v15.0)とLightroom 6.0またはLightroom Classic 12.0にアップデートすることが必要となる。Pixel 7のRAW写真に対応するためには、Lightroom 6.0またはLightroom Classic 12.0が必要だ。最新のPixelスマホ以外にも、AdobeはGalaxy S22シリーズ、Xiaomi 12S Ultra、Sony Xperia 5 IVなど、一部のハイエンドAndroidフラッグシップモデルのRAW写真編集をサポートしている。
対応機種とカメラの一覧はこちらを参照いただきたい。
PixelスマートフォンでRAW画像撮影をする方法については、下記の記事が参考になるので是非。
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