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Appleが開発者向けクラウドサービス「Xcode Cloud」にてサブスクリプションプランの提供を開始

Appleは、1年以上のプライベートベータテストを行った後、2022年6月に「Xcode Cloud」の提供を開始していた。

これまでは25時間分の無料利用枠の提供のみだったが、8月30日から、より多くの時間数での利用が可能となる月額サブスクリプションの提供を開始している。

Xcode Cloudは、開発者が自動テストやその他のタスクをクラウド上で実行し、開発プロセスを加速させるためのプラットフォームだ。このプラットフォームはWWDC 2021で初めて発表され、最初の1年間は招待された開発者のみがXcode Cloudを契約することができていた。

WWDC 2022で、Appleはすべての開発者向けにXcode Cloudへのアクセスを拡大したが、1ヶ月あたり25時間分のコンピューティング時間を提供する無料プランの提供に限られていた。8月30日より、開発者は必要な場合に、より多くのコンピューティング時間を購入するために、上位のプランにアップグレードすることができるようになった。

現在、Xcodeでワークフローを構成して始めると、2023年末まで毎月25時間分のコンピューティング時間を無償で受け取ることができる。

無料期間終了後は、月額14.99ドル(約2,000円)になる予定だ。そのほかのプランは、月間100時間で月額49.99ドル(約7,000円)、250時間で月額99.99ドル(約14,000円)、1,000時間で月額399.99ドル(約56,000円)となっている。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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