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Nintendo Switch(有機ELバージョン)のディスプレイ焼き付きテストが行われた結果

巨大で鮮やかな発色のNintendo Switch(有機ELバージョン)未だ売っていない所も多く中々手に入らない人気商品ではあるが、有機ELディスプレイは焼き付きが心配でちょっと躊躇してしまうという方もいるのではないだろうか。(筆者も同じだ)

そのような心配について、一つの答えを示してくれるテストがあるYouTuberによって行われ結果がYouTubeに公開された。

Source

WULFF DEN(YouTube) : My OLED Switch Finally Burned In…

有機ELディスプレイは、液晶とはやはり格段に違う発色の良さ、動きのなめらかさで圧倒的な高画質を誇るが、有機ELの発光する素子が常に同じ色を表現していた結果として劣化してしまって適切な色を表現できなくなってしまい、焼き付きが起こることが懸念されている。

では実際に焼き付きが起こるのにはどれくらいかかるのか?YouTuberのWulffDen氏によると、動きのない画面で3,600時間(150日間)画面をオンにして、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでリンクが静止して太陽を見つめたままにしておいた結果、焼き付きが起こったとのこと。途中の1,800時間ではあまり変化が見られなかったようだ。これを見ると、かなり極端な使い方をして酷使をしないとよほどのことがない限り焼き付きは起こらなくなっていることが分かる。

以前は懸念されていた有機ELディスプレイの焼き付き問題だが、ピクセルの寿命と、ソフトウェアによる保護機能が進化した結果、以前のように心配するレベルではなくなっているようだ。

どのような形で実験が行われたのか、結果がどうなったのか動画で確認したい方は是非下の動画をご覧いただきたい。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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