8月29日(月)に行われるNASAの歴史的な月探査機「アルテミス1号」の打ち上げは、予定通り行われそうだ。
NASAのケネディ宇宙センター、パッド39Bで計画されている、米国東部標準時夏時間8月29日午前8時33分(日本時間では8月29日21時33分)のアルテミス1号の打ち上げに向け、天候の見通しは良さそうだ。現地の天気予報によると、打ち上げ時のコンディションは、80%の確率で良好になると予想されている。打ち上げの模様は、米国東部標準時の午前6時30分(日本時間では19時30分)からオンラインでライブ中継される予定だ。
アルテミス1号は、NASAの月ロケット「スペースローンチシステム(SLS)」と宇宙船「オリオン」の初のテスト飛行となる。センサーを搭載したオリオンカプセルを42日間月周辺で高負荷を欠けて引こうさせ、両機体が宇宙飛行士を深宇宙へ送り出す準備が整っていることを確認するための無人ミッションである。
すべてがうまくいけば、NASAは2024年のアルテミス2ミッションで4人の宇宙飛行士を月周辺に送り出す予定だ。このミッションは、2025年に行われる初の有人月面着陸となる「アルテミス3」のためのリハーサルとなる。
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