5月にベータ版第2弾がリリースされた「Android 13」だが、6月9日第3弾のベータ版がリリースされた。新しいバージョンでも、Googleは、プラットフォームの全体的な品質とパフォーマンスを向上させることを目指しているという。
Android Developers Blog : Android 13 Beta 3 and Platform Stability
- GoogleはAndroid 13の第3弾ベータ版をリリースした。
- 第3弾ベータ版では、洗練とパフォーマンスに重点を置いて、プラットフォームの安定性の一つのマイルストーンに到達する。
- ベータ版は、対象となるPixelスマートフォンで本日から利用可能となっている。
Android 13 ベータ3がリリース
既にGoogleから明らかにされているAndroid 13のリリーススケジュール表では、6月中の第3弾ベータ版のリリースが予告されていたため、スケジュール通りに進んでいる。
Androidベータ3では、主要な新機能は導入されていないが、重要なマイルストーンである、「Platform Stability(プラットフォームの安定版)」に到達する。このマイルストーンはAndroid 13から取り入れられた物で、アプリの最終的なテストとリリースの計画を立てやすくしている。またこのマイルストーンに到達したことは、すべてのアプリ向け動作とAPI開発が完了したことを意味しており、開発者は安心して、Android 13の最終的な互換性テストを開始する事が出来る事が出来るのだ。
Googleは、アプリやゲームの開発者に対し、新しい通知許可、クリップボードプレビュー、きめ細かいメディア許可など、Android 13のすべての主要な変更点との互換性をアプリでテストするよう促している。開発者は、アプリのテストが終了すると、最終リリースに先駆けて互換性アップデートを公開できるようになる。
Android 13には、Android 12Lで導入されたタブレット最適化も含まれているため、Googleは開発者に対して、Android StudioのAndroidエミュレータでアプリをテストし、タブレットや大画面に最適化することを勧めている。Lenovo Tab P12 ProやXiaomi Tab 5でも同じことができるそうだ。
Android 13 ベータ版を利用するために
開発者プレビューをすでに適用している場合は、自動的にベータ版が取得できるようになっているが、これから導入を検討している場合は、下記のサイトに対象のPixelスマートフォンを登録することで、ワイヤレスでダウンロードし適用することができるようになる。
対象のPixelスマートフォン
- Pixel 6 Pro
- Pixel 6
- Pixel 5a 5G
- Pixel 5
- Pixel 4a (5G)
- Pixel 4a
- Pixel 4 XL
- Pixel 4
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