Volvo傘下のパフォーマンスカーブランドPolestarは、同社初の電動SUVを、10月12日に公式発表すると伝えた。「Polestar 3」と名付けられたこのプレミアムSUVは、エアサスペンション、アクティブダンパー、トルクベクタリングなどのプレミアム機能を搭載し、Mercedes-Benz EQS、Rivian R1S、Tesla model Xなどの電動SUVの有力な対抗馬になる。
Polestarは、Volvoと中国の親会社Geelyが共同出資して設立された。主にプレミアムセグメントに属するハイブリッドカーや電気自動車を製造している。同社は、Polestar 3について、現段階でもいくつかの情報を明らかにしている。外観デザインもその一つだ。以下の画像のように、サイドからのデザインを6月に披露している。
Polestar 3には、Polestar 2と同様のリアバイアス式デュアルモーターパワートレインが搭載され、リアモーターにはデュアルクラッチシステムによる電動トルクベクタリングが採用される。また、アダプティブ・デュアルチャンバー・エアサスペンションとアクティブダンパーが標準装備され、ドライバーは快適性と硬めのサスペンションによる操作性などを好みの設定に切り替えることができます。ダンパーは「2ミリ秒に1回」路面状況に合わせて調整される、とのことだ。
オプションのパフォーマンス・パックは、最高出力510ps、最大トルク909Nmを発揮する。さらに、アクティブダンパーとエアサスペンションのポールスターエンジニアリングによるシャシーチューニングや、ゴールドのシートベルトなどのインテリアディテールも含まれる。
航続距離については、欧州のWLTPサイクルで598kmの航続距離を目指すとされる。噂では、Polestar 3の発売時の価格は、75,000ドルから111,000ドルの間とされている。
コメントを残す