NVIDIAは、2024年1月28日に終了した2024会計年度第4四半期の数字を明らかにした。売上高は221億ドルで、前四半期比22%増、前年同期比265%の大幅増となった。
また、NVIDIAの四半期純利益は122億8,500万ドルとなった。これは前四半期と比較して33%増となった。さらに重要なのは、純利益の数字が14億1400万ドルだった前年同期と比べ、769%という驚異的な伸びを示したことだ。
これを受けて、同社の株価は一時10%以上の値上がりを見せている。
NVIDIAの2024会計年度全体の売上高は609億ドルで、2023会計年度の269億7400万ドルから増加した。同会計年度の純利益は297億6000万ドルで、2023会計年度の43億6800万ドルを大きく上回った。
この好決算の背景にはもちろん、AI用途のGPUに向けられた莫大な需要がある。同社のAI GPU部門を含むデータセンター事業の前四半期の売上高は184億ドルで、前期比27%増、前年同期比409%増という大幅な伸びを記録した。
NVIDIAはまた、プロフェッショナル・ビジュアライゼーション部門の収益も増加させた。同部門の2024年度第4四半期の売上高は4億6300万ドルで、前年同期比105%増となった。同四半期のゲーム部門の売上高は29億ドルで、前年同期比56%増となった。しかし、自動車部門の当四半期の売上は2億8100万ドルで、前年同期比4%の微減となった。
NVIDIAのAI GPU計画については、3月18日に開催される同社のGTCカンファレンスの基調講演で詳細が発表される見込みだ。
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