オーストラリアの当局が、西オーストラリアの海岸に打ち上げられた謎のドームの正体について困惑している。
オーストラリア宇宙庁の最近のツイートによれば、この物体は「外国の宇宙ロケット」の一部である可能性があり、地元の人々にはこの大きな金属製の物体を扱わないよう警告している。
謎の物体が漂着
この物体は、パースの北約250キロにあるグリーン・ヘッド・ビーチで地元の人々によって発見された。州当局と連邦当局がすぐに現場に駆けつけ、民間航空機から飛来したものではないと思われるドーム状の物体を調査した。
ABC Newsの報道によると、円筒形の物体は幅がおよそ2.5メートル、長さがおよそ3メートルとのことだ。
現在、オーストラリア宇宙庁は、この新しい物体は宇宙から飛来した可能性があり、危険であるとして、地元の人々に近づかないよう警告している。
我々は現在、西オーストラリアのジュリアン・ベイ近くのビーチにあるこの物体に関する問い合わせを行っている。 この物体は外国の宇宙ロケットのものである可能性があり、我々はより多くの情報を提供できるかもしれない世界のカウンターパートと連絡を取り合っている。
この物体の出所は不明であるため、地域住民はこの物体を扱ったり動かそうとしたりすることを避けるべきである。
謎の物体がMH370の一部である可能性は “ゼロ”
一方、オーストラリアの警察は声明の中で、”我々は、物体の起源と性質を特定するために、様々な州および連邦政府機関と協力的な取り組みを積極的に行っていることを地域社会に安心させたい “と述べた。
航空専門家のGeoffrey Thomas氏はBBCのインタビューで、この物体は過去1年以内にインド洋に落下したロケットの燃料タンクかもしれないと述べた。
ネット上では、この破片は2014年に墜落したマレーシア航空370便ではないかと噂されているが、Thomas氏は「可能性はない。ボーイング777のどの部品でもないし、MH370は9年半前に行方不明になっているのだから、破片の消耗はもっと激しいだろう」と述べている。
いずれにせよ、この謎の物体について、近いうちにその所在が明らかになることだろう。
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