Googleは本日、、Google Workspaceにおける新しい電子署名機能のオープン・ベータを発表した。
電子署名は、ドキュメントの保管や管理に携わる企業にとって、もはや当たり前のものとなっている。この新機能は、Google DocsとGoogleドライブで、個人アカウントと様々なグループアカウントで今後利用できる。
これまで限定的なアルファ版リリースにとどまっていたが、印刷、署名、スキャン、電子メールによる署名の取得をすることなく、文書内でデジタル署名を簡単に収集・追跡できる方法として、個人事業主や中小企業を対象としている。
「このワークフローを合理化するために、Google DocsにeSignatureをネイティブに統合し、Google Docsで直接、正式な契約書に署名を依頼したり追加したりできるようにします」と、同社は新機能を発表したブログ投稿に書いている。
利用するには、文書に電子署名フィールドを追加するだけだ。今年後半に追加される予定の他の機能には、Googleドキュメント内の署名を追跡する監査証跡レポート、複数の署名者を扱ったり、Google Workspaceエコシステム外の人にドキュメントを送信したりする機能、そして最後に、ドキュメントのPDFに電子署名を取り込むことができる機能などがある。
Boxは2021年にBox Signで同様の機能を導入した。Dropboxは2019年にHelloSignを買収したが、BoxやGoogleのようにこの機能をバンドルしていない。
同社は今後15日間、個人のGoogle Workspaceユーザーに無償で新機能を展開する予定だ。Workspaceの管理者がベータ版に申し込むことで、様々なグループユーザーが参加できる。
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