Cooler Masterは、ゲーム、エンターテインメント、そして仕事のための没入型ドーム型多目的ステーション「Orb X」を発表した。
未来的な外観と、前面にあしらわれたCooler Masterの六角形のロゴ、そしてこのサイズ感は、一般のご家庭(特に日本の住宅事情を考えると)では導入が難しいと思われる。恐らく、Cooler Master自身も個人消費者を意識しては開発していないのだろう。
Orb Xは、リクライニングチェア、大型デスク、34インチモニター1台または27インチモニター最大3台をサポートする、ゲーム・エンターテインメント・ワークステーションだ。また、2.1chサラウンドスピーカーを内蔵しており、Cooler Masterによれば、高級なヘッドフォンを使用せずにリアルなサウンドステージを楽しむことができるとのこと。さらに、ARGB LEDライティングストリップをエッジとベース周辺に配置している。ライティングは8つのライティングモードを内蔵し、音楽との同期が可能で、Cooler Masterのソフトウェア「MasterPlus+」に対応している。
内蔵されたリクライニングチェアは「本革製」で、ヘッドレスト、ランバーサポート、レッグレストが完全に調整できるようになっている。着席すると、Orb Xの上部にある電動ドームがスクリーンを目の高さまで下げてくれるそうだ。
その他の機能としては、PCやゲーム機を収納できる隠しコンパートメントがある。内部には、ワイヤレス充電を内蔵したデスクと、USB-A 3.1 Gen1ポート3つ、USB-C 3.1 Gen1ポート2つも用意されている。
Orb Xは、現在ウェイトリストへの登録が可能だが、価格や出荷時期については未定だ。カラーバリエーションはブラックとホワイトの両方が用意される予定だという。
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