Asusは有機ELディスプレイパネル技術を採用した全く新しい、240Hz 1440p ROGゲーミングモニター「PG27AQDM」の登場を予告した。
このモニターは、Asus初のOLEDゲーミングモニターで、ディスプレイサイズは27インチとなる。このモニターは、CES 2023で発表される見込みだ。その中で、詳細な仕様、価格などが明らかにされる可能性がある。
今回Twitterで公開された動画では、他のROGモニターと同じ赤とグレーのROGテーマと、同じ3本脚スタンドを採用したモニターのデザインが垣間見える。加えて、有機ELを採用したことにより、ディスプレイの外縁が非常に薄く、奥行きもなくなり、非常に未来的なデザインを実現していることが分かる。
これまでにもAsusは41.5型の有機ELモニターをリリースしてきたが、それに比べるとPG27AQDMは27インチと言うことで、それらに比べると遙かに導入への敷居が低くなる。27インチというサイズは特に一般的な日本のデスク環境に導入するのに最適で、有機ELの利点を求めるユーザーにとって非常に魅力的だろう。価格もROG Swift OLED PG42UQなどよりも安価になると思われる。
リフレッシュレート240Hz、1440p(2560×1440)ディスプレイを搭載したこのモニターは、最も応答性の高いパネルを望むハードコアゲーマーをターゲットにしていることは間違いないだろう。有機ELテクノロジーは、敵をより正確にとらえることができる優れた色彩と輝度だけでなく、業界をリードする応答速度を備えており、この分野では本質的に優れている。
その好例が、LGの新しい27インチUltraGear有機ELゲーミングモニターで、応答速度がわずか0.03msという性能を実現している。これに対し、有機EL技術を搭載していない他のほとんどのゲーミングモニターは、せいぜい1ms台か0.5ms台にとどまっている。Asusが使用している正確なOLEDパネルやその仕様は不明だが、その応答時間は他のOLEDパネルと同様であることが予想される。
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