Android 13にはゲームのパフォーマンスを大幅に向上させてくれる機能が搭載か

masapoco
投稿日 2022年4月18日 9:12
mobile game play

既にテストが行われている、「Android 13 Developer Preview」だが、新たに発見されたコードによると、AndroidゲーマーはAndroid 13でパフォーマンスの向上が体験できるかも知れない。

この記事の要点
  • Android 13 開発者プレビュー版に、ゲーム関連のAPIに新しいメソッドの追加が確認された。
  • 新しいメソッド「setGameState」を使うことで、CPUを優先してゲームの動作に回すことが出来、ゲームパフォーマンスの改善につながる可能性が示唆された。

Android 13では、ゲームパフォーマンスの改善につながる新機能が追加されている

esperのBlogに投稿されたMishaal Rahman氏の記事によると、最新のプレビューでは、GameManager APIに新しいメソッドが追加されているとのことだ。この新しいメソッド「setGameState」は、ゲームの状態や、現在何かをロードしているかどうかをプラットフォームに渡すことを可能にする。これにより、CPUの使用率を優先してゲームに回すことで、ロードを高速化し、全体的なパフォーマンスを向上させることができるという。

この新方式を用いると、ゲームは中断させるべきかどうかをシステムに伝えることができる。そしてこの機能により、開発者は、リソースやアセットなどをロードする際に、CPUのパフォーマンスを高め、何にも邪魔されないようにシステムに指示できるようになるため、これがロード時間に直接影響する可能性が出てくる。リソースのロードは、しばしばゲームの速度を最も低下させる要因であるため、このアップグレードにより、全体的なエクスペリエンスが大幅に向上し、あるシーンまたはシーケンスから別のシーンへの移行がよりシームレスになる可能性があるのだ。

ゲーム状態の設定に加えて、Android 13は、ゲームにプログラマブル・シェーダーを導入するとのことだ。これにより、開発者は、現在のRuntimeShadersよりも多くの選択肢を得ることができ、また開発者はより高度なグラフィックスを作成できるようになり、ゲームのグラフィックを細かく制御できるようになるとのことだ。

これらの機能が製品版に搭載されれば、Android 13はゲーム性能を大幅に向上させ、開発者はより高品質なグラフィックで表示させることが可能になるかも知れない



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • twitter edit button
    次の記事

    Twitterの「ツイート編集機能」は過去の編集履歴を保持する仕様になる可能性

    2022年4月18日 15:09
  • 前の記事

    Intel 未発表の第13世代Core「RaptorLake-P」14コアモバイルCPUのパフォーマンスがリーク – Corei9-12900HKよりも高速

    2022年4月17日 11:53
    Intel Desktop CPUs 1 2060x11591 1 2048x1152 1

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • google logo image

    Googleが非営利団体を対象に2000万ドルの資金を提供し生成AI活用を支援

  • Pixel 8 in Rose.max 936x936.format webp

    Google、方針を転換しPixel 8にもGemini NanoによるオンデバイスAI機能を搭載へ

  • newroom quantum hardware.rendition.intel .web .1920.1080

    量子コンピュータが実用化されるのはいつになるだろうか

  • FireShot Capture 061 Search Labs labs.google.com

    GoogleのAI統合検索がマルウェアサイトにユーザーを導いている

  • UXL logo

    NVIDIAのAI市場支配からの脱却を目指しGoogle、Intel、Qualcommらが協力

今読まれている記事