既にテストが行われている、「Android 13 Developer Preview」だが、新たに発見されたコードによると、AndroidゲーマーはAndroid 13でパフォーマンスの向上が体験できるかも知れない。
- Android 13 開発者プレビュー版に、ゲーム関連のAPIに新しいメソッドの追加が確認された。
- 新しいメソッド「setGameState」を使うことで、CPUを優先してゲームの動作に回すことが出来、ゲームパフォーマンスの改善につながる可能性が示唆された。
Android 13では、ゲームパフォーマンスの改善につながる新機能が追加されている
esperのBlogに投稿されたMishaal Rahman氏の記事によると、最新のプレビューでは、GameManager APIに新しいメソッドが追加されているとのことだ。この新しいメソッド「setGameState」は、ゲームの状態や、現在何かをロードしているかどうかをプラットフォームに渡すことを可能にする。これにより、CPUの使用率を優先してゲームに回すことで、ロードを高速化し、全体的なパフォーマンスを向上させることができるという。
この新方式を用いると、ゲームは中断させるべきかどうかをシステムに伝えることができる。そしてこの機能により、開発者は、リソースやアセットなどをロードする際に、CPUのパフォーマンスを高め、何にも邪魔されないようにシステムに指示できるようになるため、これがロード時間に直接影響する可能性が出てくる。リソースのロードは、しばしばゲームの速度を最も低下させる要因であるため、このアップグレードにより、全体的なエクスペリエンスが大幅に向上し、あるシーンまたはシーケンスから別のシーンへの移行がよりシームレスになる可能性があるのだ。
ゲーム状態の設定に加えて、Android 13は、ゲームにプログラマブル・シェーダーを導入するとのことだ。これにより、開発者は、現在のRuntimeShadersよりも多くの選択肢を得ることができ、また開発者はより高度なグラフィックスを作成できるようになり、ゲームのグラフィックを細かく制御できるようになるとのことだ。
これらの機能が製品版に搭載されれば、Android 13はゲーム性能を大幅に向上させ、開発者はより高品質なグラフィックで表示させることが可能になるかも知れない。
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