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Bugattiが初のブランドレジデンスをドバイに建設

(Credit: Bugatti)

ハイパーカー製造で有名なBugattiは、ドバイの中心部に初のブランドレジデンスを建設することを決定した。アラブ首長国のデベロッパー、Binghattiとのパートナーシップにより誕生したこの超高層ビルは、「フレンチ・リビエラの風と感触」をドバイの賑やかなビジネスベイにもたらすとしている。そしてもちろん、Bugattiオーナーのために、愛車を愛でるための数多くの工夫も凝らされている。

Bugatti Residences by Binghatti」と名付けられたこのタワーには、171戸のリビエラマンションと11戸のスカイマンション・ペントハウスがあり、それぞれが数百万ドルのハイパーカーに匹敵する仕上げになっている。また、居住者は会員制クラブや豪華なアメニティを利用することができる。ガレージからペントハウスへのカーリフトも設置される。

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(Credit: Bugatti)

ゴールドに輝くホワイエは、波打つようなラインの埋め込み照明と高くそびえるガラスの壁がアクセントとなり、建物の他の部分のラグジュアリーなトーンを高めている。

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(Credit: Bugatti)

驚くことに、建物の中には、リビエラをイメージした美しいビーチがあり、まるでカンヌにいるような気分を味わうことが出来るという。

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(Credit: Bugatti)

コンドミニアムはさらに高い位置にあり、それぞれのプライベートバルコニーからブルジュ・ハリファの息を呑むような眺望を楽しむことが出来る。

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(Credit: Bugatti)

Bugattiによると、すべてのレジデンスは、「世界が提供する最高級の素材で飾られた」広々としたリビングエリアを提供する。また、控えめなフレンチラグジュアリーを意識し、繊細な色調と洗練された調度品で構成される予定だ。もちろん、各ペントハウスのレイアウトは、オーナーの好みに合わせてカスタマイズ出来る。

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(Credit: Bugatti)

この建物の最もエキサイティングな特徴は、ガレージからペントハウスへの2基のカーリフトで、居住者が自分の車をアパートメントまで運び、そこに駐車することができることだろう。とはいえ、これは新しいコンセプトではない。Porcheは2013年、マイアミにPorsche Design Towerを立ち上げた際、同様のガレージからペントハウスへの設備を住民のために用意した。

その他、プライベートプール、スパ、フィットネスクラブ、シェフズテーブル、プライベートバレーなど、まさに贅をこらした邸宅だ。居住者は、運転手やコンシェルジュを利用することも出来る。

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(Credit: Bugatti)

近年の世界経済の落ち込みを受けても、ブランドレジデンスは活況を呈している。実際、この分野は過去10年間で150パーセントの成長を遂げたと、Savilsは報告している。前述のPorcheや、Aston Martinなどの有名ブランドが不動産業界に参入している。ファッションブランドのBVLGARIやFendiも有名だろう。

なお、Bugattiは、この新しいレジデンスの発売日や価格についてまだ発表していないが、中東の石油王向けの価格になる事は想像に難くない。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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