Googleが取り組んでいるAIに付いての数々の取り組みは、思ったよりも早く明らかになるかも知れない。
The Vergeに送られた招待状によると、Googleは、2月8日(水)午後10時30分にイベントを開催するとのことだ。内容は、「AIの力を使って、人々が情報を検索、探索、対話する方法を再構築し、必要なものを見つけることをこれまで以上に自然かつ直感的にする方法」についてとなるようだ。
GoogleのCEOであるSundar Pichai氏は、決算発表の席で、「検索のお供として、最新かつ最も強力な言語モデル」と「直接対話」させる予定であることを発表したばかりであり、このイベントのタイミングは興味深い。Googleは今後数カ月以内に多くのことを計画しており、それは “昨年の初め“から準備してきたことだと、Pichai氏は述べていた。
ChatGPTの登場により、これまでインターネット上の情報を人々に届ける(事実上)唯一の窓口として君臨してきたGoogleは、その地位が揺らぎかねない事態に直面している。特に、MicrosoftがBingにChatGPTを統合する事が噂され、チャットボットがユーザーと自然なやりとりが出来る様になれば、人々はGoogle検索を使う事をやめてしまい、Googleの検索広告ビジネスは瓦解する恐れがある。
とはいえ、今回のイベントが実際にGoogle検索の新たな姿のお披露目なのかどうかは、蓋を開けてみなければ分からない。もしかしたら招待状のイラストの通り、翻訳やGoogleマップの新たな機能の紹介に留まるかも知れないので。
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