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GoogleがAirTagの様なスマートタグを開発中との噂

落とし物トラッカーと言えば、かつてTileがニッチな市場で圧倒的な地位を築いていたが、その市場と知名度を今日の規模まで押し上げたのは、間違いなくAppleAirTagだろう。

AirTagの利点は、OSに統合されたその使い勝手と、世界中に存在するAppleデバイスが形成するネットワークによるトラッキング能力の高さにあり、これによって先行商品であるTileを完全に駆逐してしまったが、Googleはそれを黙って見過ごすつもりはないようだ。

著名なリーカーであるKuba Wojciechowski氏によると、AirTagの直接の競合となるGoogleトラッカーが開発中である可能性があるとのことだ。

この製品のコードネームは、テレビシリーズ「マンダロリアン」に登場する「ベビーヨーダ」の本名である「grogu」であると言われている。

Wojciechowski氏によると、Googleのトラッカーとされるものは、AirTagに非常によく似ているとのことだ。また、Bluetooth LEとウルトラワイドバンド(UWB)をサポートする可能性もあるとのことだ。

特に、UWBの採用については興味深い。Pixel 6シリーズ以降、GoogleはUWB技術をPixelフォンに搭載してきた。しかし、この技術で実用的な事は何も行っておらず、今日までは無用の長物であった。トラッカーをリリースすることで、Googleはやっとこの技術を実用化し、ユーザーがトラッカーの特定位置データを取得できるようにすることができる。

ただ、残念ながら、Wojciechowski氏は、疑惑のGoogleトラッカーの実際の製品名に関する情報は明かしていない。また、それがいつ発売されるかも不明だ。しかし、Googeが春のGoogle I/Oでこの技術を発表し、10月の年次ハードウェアイベントで製品を発売する可能性はありそうだ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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