サウジアラビアで計画中の70兆円規模の都市「ネオム」で2029年アジア冬季競技大会を開催することが決定

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2029年のアジア冬季競技大会が、サウジアラビアのネオム(Neom)で開催されることが決定した。

サウジアラビアと言えば、誰もが思い浮かべる物は、「石油」と「砂漠」だろう。果たしてそんな砂漠地帯で“冬季”スポーツ大会が開かれるのか疑問に思うのももっともだ。

ネオムは、先日もお伝えした「全長170kmの高層ビル」による規格外の都市建設を発表しているサウジアラビアの新たな計画都市で、およそ5,000億ドル(70兆円)をかけて巨大なスマートシティを建設する計画が進められている。

そして、その中で、年間を通して砂漠でもウィンタースポーツが楽しめる複合施設が建設されるのだという。

アジアオリンピック評議会(OCA)は、サウジアラビアを大会開催地に選んだことについて、「サウジアラビアの砂漠や山々は、まもなくウィンタースポーツの遊び場になるだろう」と声明を出している。

サウジアラビアの招致は、「満場一致で承認された」とのことだ。

大会が開かれるのは、ネオムにある10の地域の1つ「トロヘナ」となる。この地域は、冬は摂氏0度以下の気温となり、年間を通じて他の地域より10度ほど気温が低いそうだ。トロヘナの完成予定は2026年となり、通年のスキー場、シャレー(山小屋)、邸宅、高級ホテル、そして人工の淡水湖が建設される予定だ。

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建設はともかく、サウジアラビアで冬季競技大会が開催されることを楽しみにしている人は少なくない。アルペンスキーのFayik Abdi選手は、OCAが配布した声明の中で、「子供の頃、祖国でスキーをする機会があるとは思ってもみなかった」と述べている。

彼の地が確かに世界でも有数の暑さであることを考えれば、その理由は明らかだ。しかし、技術の進歩は、砂漠の土地で冬の試合を開催できるほどの雪を降らせるなど、かつては想像も出来なかった夢が実現できる可能性を示している。2029年が楽しみだ。

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