カナダで世界最大の地熱を利用した温泉施設が建設

地熱を利用した温泉施設といえばアイスランドの「ブルーラグーン」が、世界最大のものとして有名だろう。

だが今回、これを上回る世界最大の地熱を利用した温泉施設をカナダに建設しよういう計画があるようだ。

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geoLagon(ジオラゴン)のレンダリングイメージ(Image Credit: geoLagon)

ジオラゴン(geoLagon)と名づけられたこの開発は、ケベック州のシャルルボワ(Charlevoix)地方での開設が予定されている。これは、アイスランドの有名なブルーラグーンより3,437平方メートル大きい。水温は年間を通じて39℃に保たれ、夜間は氷点下になることもある冬場には特にうれしい施設となりそうだ。

ジオラゴンは、「巨大魔法瓶」と呼ばれる暖房システムで温められる。地熱、バイオマス、太陽光、太陽熱を利用して熱をつくり、潟湖の地下にある蓄熱槽に熱エネルギーを蓄える仕組みだ。このシステムは、周辺地域へのエネルギー供給も可能だが、少なくとも、温泉施設や周辺の村を含むこのプロジェクトは、完全にエネルギーを自給自足できるようになるという。

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ジオラゴンのパビリオン(Image Credit: geoLagon)

ジオラゴン社のLouis Massicotte CEOは、「これは我々のレシピの鍵の1つです。プールの下にあるこの巨大な魔法瓶については、特許を申請中なんです」と語っている。

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コテージのイメージ(Image Credit: geoLagon)

露天風呂の周りには、太陽光発電を利用したコテージが立ち並ぶ予定だ。開発者は、ジオラゴンを観光地と想定して開発を行っており、このコテージは短期間の滞在に使われる予定だ。そして、既にコテージの8割は投資家によって購入の話が進められているとのこと。この村は、ケベック市から北へ1時間弱のところにある。ケベック市は、活気あるカルチャーシーンや高級レストランがあり、ゴルフやスキー、ホエールウォッチングなど、さまざまなアウトドアアクティビティにも簡単にアクセスできる。

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ジオラゴンの水温は年間を通じて39℃に保たれる(Image Credit: geoLagon)

ジオラゴンの建設は3段階に分かれており、最初の段階は来年3月に開始される予定だ。最初は半分のコテージが建設され、その後温泉施設が建設され、残りのコテージが完成する予定だ。 プロジェクト全体の完成には約1年半かかるという。

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エネルギー企業のAkonoviaがジオラゴンの実行可能性を調査し、そのエネルギー生成と年間ニーズ予測を示した(Image Credit: geoLagon)

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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