アメリカ・ニューヨークで2番目に高いビルであり、世界で最も高いマンションである「Central Park Tower」は、中身ももちろん超高額だ。
今回公開されたのは、131階建てのこのタワーの114階にあるペントハウスだ。6300万ドル(およそ83億円)という超高額のプライスタグがついているこの住居は、2021年に完成したばかりで、現在販売中だ。
居住空間は7,074平方メートルを占有する。広大な窓からは、セントラルパーク、ハドソン川、イースト川、そしてマンハッタンの全景を360度見渡すことができる。晴れた日には、自由の女神も見えるとのことだ。
Corcoran Sunshine Marketing Groupのシニア・マネージング・ディレクター Beth Fisher氏は、「どの部屋からも、日の出から日没まで、市内外の素晴らしい景色を楽しむことができます」とRobb Reportに語っている。北、東、西に面した15メートル×9メートルの広々としたグレートルームや、リビングルーム、2つのドレッシングルーム、2つのバスルームを備えた巨大なプライマリースイートが備えられる。さらに、4つのベッドルーム、ライブラリー、ファミリールーム、アートギャラリーまであるという。
100階にある居住者専用のクラブ「The Central Park Club」には、プライベート・ボールルーム、ワインバー、シガーラウンジ、ミシュランの星付きシェフによるメニューのあるダイニングルームまで備えられている。
その他、16階には、19メートルの屋内塩水プール、スカッシュコートとバスケットボールコート、サイクリングスタジオ、スチームルームとサウナ付きのスパがあり、その14階には、18メートルの屋外プール、バー、暖炉、映画館を備えた芝生のサンデッキがあるとのことだ。
更に、タワーの1階から7階までは、Nordstromの市内初のフルラインデパートが入居しており、入居者は特別な特典を受けることができる。
この界隈は近年、次々と高層ビルが建ち並び、億万長者が高額物件を買い漁る、まさに「富の象徴」の様相を呈しており、「Billionaires Row(億万長者通り)」と呼ばれている。
桁違いの億万長者が集まるこの地で暮らしていくには、宝くじが10回は当たっても叶わなそうだ。
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