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NVIDIA データセンター向けディスクリートCPU「Grace CPU Superchip」を発表

NVIDIAは、現在開催中のGTC2022において、今日の主要なサーバー チップと比較して最高のパフォーマンスと 2 倍のメモリ帯域幅とエネルギー効率を実現する、高性能データセンター向けCPU「Grace CPU Superchip」 を発表した。

144個のArmコアを搭載

Grace CPU Superchip は、単一のソケットに 144 個の Arm v9コアを搭載し、「SPECrate 2017_int_base」 ベンチマークで 740 という業界最高レベルのパフォーマンスを提供するとのこと。

ECC機能付きのLPDDR5Xメモリを世界で初めて活用することで、提供される合計帯域幅は毎秒1TBと現行のサーバーメモリに比べて2倍で、エネルギー効率は最大10倍に上る。

また、新しい高速で低遅延のチップ間相互接続である NVLink-C2C にて、NVIDIA GPUと接続することが可能で、その場合の双方向帯域幅はPCIe Gen5と比較して7倍高速な毎秒900GBにも及ぶ。この高帯域幅接続が、AIや高性能計算において将来直面する難問解決の鍵になるとのことだ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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