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Microsoft、検索結果のウェブページコンテンツを要約する「Generative AI Captions」のテストを開始

Microsoftは、チャットボットAIサービス「Copilot」ブランドを浸透させるため、Bing Chatのブランド名を廃止した。しかし、検索エンジンとウェブマスター・ツールからBingの名前を消し去ったわけではない。そして同社は、Googleが現在テストを行っている、個々のウェブページのコンテンツに関する要約をAIによってまとめ、検索結果に表示する新しいツール「Generative AI Captions」のテストを開始している。

Bingの公式ブログで、Microsoftは「Generative AI Captions」を発表し、概要を説明している:

GPT 4のパワーを活用したGenerative Captionsは、検索者が検索結果に接する方法を再定義します。検索クエリを分析することで、ウェブページから最も適切な洞察を抽出し、関連性が高く消化しやすいスニペットに巧みに変換します。

Generative Captionsは、それぞれの検索クエリに合わせて調整され、異なるクエリに対して異なるスニペットを生成します。Generative Captionsはウェブページの文言をそのまま反映するわけではありませんが、Bingは無数のシグナルとテクニックを駆使して、生成されるテキストの品質と精度を保証します。

Microsoftはまた、ウェブページのコンテンツを要約させたくないウェブマスターが、それらのページにNOCACHEまたはNOARCHIVEタグを使用することで、除外することを明らかにした。加えて、同社はMAXSNIPPETとNOSNIPPETのメタタグも尊重していると付け加えている。

Microsoftは最近、Bingウェブマスター・ツールに新機能を追加し、ウェブサイト管理者が「ウェブ+チャット」フィルタの下で、ウェブ上とBing Chat(現在はCopilot)経由でページにどれだけのトラフィックがもたらされているかを確認できるようにした。これらの情報の両方が 1 つのフィルターにマージされるため、管理者はチャットボットだけによってもたらされるトラフィックの量に関する具体的な情報を確認できなくなる。

Microsoftはまた、管理者が外出中にサイトのトラフィックを追跡できるように、Androidスマートフォンとタブレット用のビングウェブマスターツールアプリの提供を開始している。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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