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Googleフォト、AIによるスクラップブックのような「思い出」表示機能を追加

(Credit: Google)

Googleは、Googleフォトアプリに新しい「思い出」タブを追加し、自動生成された写真コレクションによって思い出に浸ることが出来る様になる。これは、旅行、お祝い、日々の瞬間など、すべての思い出を保存する場所として設計されているようだ。

Googleは、新しい「思い出」ビューを “スクラップブックのようなタイムライン”と説明している。モバイル端末で写真を起動すると、ナビゲーションバーに新しい「思い出」のショートカットがあることに気づくだろう。ここには、AIによって生成され、あなたが見たいコンテンツだけを表示するように作成された「思い出」がある。つまり、例えば重複した画像は自動で整理され表示されず、あなたが特定の期間に撮影した人物や出来事にちなんだコンテンツが表示されるようになっている。

特定の人物や期間を非表示にしたり、機能を完全にオフにしたりするオプションも用意される。AIが作成した個別の「思い出」は、あなた自身が作成した「思い出」と一緒に「思い出」ビューに保存出来る。さらに、特定の写真やビデオを「思い出」から削除することも可能だ。

加えて、新しい実験的な機能として(当面は米国の一部のGoogleアカウント保有者のみが利用可能)、ユーザーが生成AIを利用して写真を整理する機能も追加された。メモリーの名前を変更する際に、「Help me title(タイトルを教えて)」ボタンをクリックすると、AIが生成した候補を受け取ることができる。どの選択肢もカルーセルに合わない場合は、「ヒントを追加」をクリックして、より適切な結果をAIに提案することができる。この機能は常に正しいとは限らないため、ユーザーからのフィードバックを求めていると、Googleは警告している。

また、アルバムの共有方法と同様に、思い出を他のユーザーと共有できるようになった。これにより、投稿者は自分のスマートフォンにある写真やビデオでギャップを埋めることができる。

思い出が共有された場合、それを自分の「思い出」ビューに追加して、後で見ることができる。最後にGoogleは、思い出をビデオに変換して、メッセージングアプリやソーシャルメディアアプリで友人や家族に簡単に送信できるようになる予定だと述べている。

新しい「思い出」ビューは現在、米国のGoogleフォトアプリユーザー向けに提供されており、今後数カ月のうちに他の国にも拡大される予定だ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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