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Microsoft CEO、株価急騰により報酬総額が10億ドルの大台突破

Satya Nadella氏がSteve Ballmer氏からCEOの座を引き継ぐことになった2014年、Microsoftの今日の繁栄を予想したのは、恐らく多くはないだろう。

Nadella氏が就任した初日に36.35ドルだったMicrosoftの株価は、現在史上最高値の360ドルを超えており、その価値はおよそ10倍だ。当然それに見合った報酬をCEOは受け取るべきであり、実際Nadella氏の報酬総額は10億ドルを超えているようだと、Bloombergは報じている。

特にMicrosoftがOpenAIに130億ドルを投資したことで、Microsoftの株価は今年50%上昇し、Nadella氏はその恩恵を享受していると書いている。株式付与、給与、ボーナス、配当を含むMicrosoftからの彼の報酬は、10億ドルの大台を超えたと報じられている。しかし、Microsoftの広報担当者Frank Shaw氏は、Nadella氏は「10億ドル以上の純資産を持っていない」と述べている。

既に史上初めて3兆ドルの時価総額を超えたAppleの伝説的CEOであるTim Cook氏も、10億ドルの資産を得ているとされている。Nadella氏と同様、CEOの報酬は企業の株価リターンと連動している。

Microsoftの株価は、Microsoft 365 Copilotと呼ばれるAIツールをOfficeソフトウェアで使用するための月額30ドルのオプションを発表した後、さらに上昇している。このCopilot導入によって、同社の収益は140億ドル増加すると予想されている。OpenAIへの投資と合わせ、Morgan Stanleyは、Microsoftの評価額が3兆ドルに達すると見ている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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