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Amazon、インターネット衛星打ち上げ施設に1億2000万ドルを投資し2025年の打ち上げを目指す

Amazonは、フロリダ州のケネディ宇宙センターからプロジェクトKuiperの衛星を打ち上げるための新たな施設を設立する計画を発表した。これは、Amazonがインターネット接続サービスを提供するための衛星ネットワークを構築する計画の一環である。

AmazonのプロジェクトKuiperは、地球の低軌道に3,236の衛星を配置し、地球上の未接続地域に高速ブロードバンド接続を提供することを目指している。

この施設は、AmazonがBlue Originと提携して打ち上げを行う予定のNew Glennロケットの製造施設に近い場所に位置している。Amazonは、この施設の新設と高額設備に1億2000万ドルを投資しており、この施設で衛星を組み立て、テストし、打ち上げ準備を行う予定だ。

AmazonのプロジェクトAmazonのリーダーであるRajeev Badyal氏は、「この新しい施設は、プロジェクトKuiperの衛星を効率的に組み立て、テストし、打ち上げるための重要な基盤を提供します」と述べている。また、Badyal氏は、「我々のチームは、この新しい施設で働くことを楽しみにしています」とも述べている。

AmazonのAmazon生産運営部門の副社長であるSteve Metayer氏は、CNBCに対して、来年末に向けて建物の建設を完了し、2025年初頭に衛星の処理を開始する予定であると述べている。

Amazonは、この新しい施設の設立により、プロジェクトKuiperの衛星の打ち上げを加速することができると期待している。また、Amazonは、このプロジェクトにより、地球上の未接続地域にインターネット接続サービスを提供することで、地球全体のデジタル分断を解消することを目指している。そして、Amazonが宇宙産業における競争力を強化するための重要な一歩となる。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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