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AMD、『Starfield』の独占PCパートナーとしてBethesdaと提携:FSR 2をサポートし、マルチスレッドに最適化

AMDは、Bethesdaが発売予定の超大作SF・RPG『Starfield』の独占PCパートナーとして同社を選んだ事を発表した。

『Starfield』は、『Fallout』や『Elder Scrolls』といったBethesdaが世に放つ、新たなRPG作品となる。新規IPということで、ライティング、テクスチャ、アニメーションが大幅に改善された旧CreationエンジンをベースにしたCreation 2エンジンが採用される予定だ。

Bethesdaによると、AMDとのパートナーシップにより、AMD Ryzen 7000 CPUとAMD Radeon 7000 GPUのラインナップをフルに活用し、その性能を余すところなく引き出すことができるという。BethesdaのTodd Howard氏(エグゼクティブ・ゲーム・ディレクター)は、AMDから数名のエンジニアを迎え、自社の開発チームとともにゲームの最適化を進めていると述べた。ゲーム発売時にはFSRサポート(FSR 2)が含まれ、PCとXboxシリーズコンソールのマルチスレッドチップ設計に関するさまざまな最適化も行われるという。

だが、2023年後半に発売されるメジャータイトルが、今年リリース予定のAMDのFSR 3テクノロジーをサポートしないというのは、少し不思議でもある。『Starfield』のようなメジャータイトルにFSR 3が搭載されれば、AMDにとっては間違いなく素晴らしい展開となっただろう。FSR 3のリリースにはもう少し時間が必要なようだ。

StarfieldのPC要件はすでに公開されており、最適なゲームパフォーマンスを実現するためには最低でもSSDの利用が必要となる。ゲーム内の世界の広さ、惑星やハブエリアの数を考慮すると、すべてのロードを高速化するためにSSDが必要なのも納得がいく。『Starfield』は2023年9月6日にXboxシリーズS/X、PC、Game Passで発売される。AMDはStarfieldのゲームバンドルをまだ発表していないが、この新しいパートナーシップを考えると、将来的に登場する可能性はある。Bethesdaは、NVIDIA DLSSまたはIntel XeSSが発売時に同タイトルでサポートされるかどうかは確認していない。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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