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Raspberry Piの在庫が回復し遥かに買いやすくなる

Raspberry PiのCEOであるEben Upton氏は、最近のコミュニティニュースレターで、ホビーユーザーに対して、Raspberry Pi 4を初めとした現在入手困難となっているモデルの入手性が、7月までに改善し始めると述べている。Raspberry Pi Foundationの長年のパートナーであるSonyのサポートにより、Raspberry Piユニットの生産が劇的に増加し、「必要な限り」需要の高まりに対応する予定とのことだ。

Tom’s Hardwareが木曜日に報じたように、「Ebenからのアップデート」とされるこのニュースレターは、パンデミックによるシリコン不足の際に個人消費者よりも中小企業が優遇されたことから、顧客の需要を解消することを約束している。

Upton氏のメッセージは、次のように伝えられている:

5月は60万台以上、6月は80万台以上、そして7月以降は、残っている顧客のバックログをクリアしてフリー在庫に戻すために必要な期間、100万台月を維持することができると考えています。

2023年第1四半期には、同社にとって「2015年以来最悪の四半期」であったにもかかわらず3カ月間で80万台出荷された。だが、同じ台数が6月中に出荷されるはずだ。そして、夏の始まる頃までに、出荷台数は100万台まで増加し、このレベルの可用性を維持することになる。つまり、今後数ヶ月のうちに、レトロなエミュレーターや格安PC、広告を打ち消すデバイスを作るために、この小型シングルボードコンピューターを容易に手に入れることができるはずだ。

Raspberry Piは、ここ10年ほどの間に発売されたPCハードウェアの中で、最も多くの可能性を秘めた物だろう。Raspberry Piでできることは、実用的なものから斬新なものまでたくさんあり、正規価格なら1万円からなので、気軽に始める事が出来るだろう。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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