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Withings、Apple Health対応、「アイズクローズドモード」「ボディコンプ」などを搭載した体重計「Body Smart」を発売

Withingsは、スマート体重計のラインナップを一新し、新しいエントリーモデルとなる「Body Smart」を発表した。これは、「Body+」の後継機種となり、「アイズクローズドモード」をはじめ、さまざまな機能を搭載している。この新たなモードを有効にすると、体重計のカラースクリーンには体重が表示されないのだ。代わりに、同社のアプリが体重を記録します。Withingsによると、アイズクローズをオンにすると、重量を表すkgの数字の代わりに、「励ましややる気を起こさせるメッセージ、あるいは歩数、空気の質、天気といった日々の情報が表示される」としている。

Withings+のサブスクリプションサービスに対応するBody Smartが提供するその他のモードには、アスリート向け、妊娠中の人向け、赤ちゃん向けがある。この体重計は最大8人のユーザーに対応しているので、ほとんどの家庭で1台あれば十分だろう。

Withingsによると、Body Smartは他のモデルと同様、50gまでの正確で一貫した体重測定が可能とのこと。体重や体組成の分析とともに、心拍数内臓脂肪(内臓を取り囲む脂肪の一種)、代謝年齢などの指標を把握することができるとしている。

この装置は、多周波生体電気インピーダンス分析技術によって、これらの要素をモニターすることが出来る。これは、電気信号を体中に送り、電流に対する体組織の抵抗と反応を測定するものだ。「使用する周波数が多いほど、体の健康状態をより完全かつ正確に把握することができます」とWithingsは述べている。

他の先進的な指標とともに、Withingsは、Body Smartが初めて基礎代謝量(BMR)を測定できるようになったとしている。BMRは、人が休んでいる間にどれだけカロリーを消費するかをモニターするものだ。これは、代謝の健康状態に関する有益な情報を提供することができ、体重計はこの情報を使って“代謝年齢”を決定し、表示してくれるという。同社は5月にこれらの機能を追加する予定だ。

加えて、Withingsは、中級機「Body Comp」をカラー液晶画面付きにアップグレードした。ヨーロッパではすでに発売されているハイエンドの「Body Scan」スマート体重計は、セグメント別の体組成と心房細動を検出する6誘導心電図を備えている。他の2機種と異なり、Body Scanは充電式バッテリーが付属している。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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