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Microsoft Edge、Bing Image Creatorの追加やWeb画像の直接編集・保存を含む大型機能アップデートを実施中

Microsoftは、Edgeウェブブラウザにいくつかの大きな機能アップデートを間もなく提供する予定だ。最も大きな変更は、同社が数週間前にBingチャットボット内に追加した「Bing Image Creator」がEdgeのサイドバーに統合されることだろう。

このBing Image Creatorは、OpenAIのDALL・E画像生成モデルに基づき、ユーザーが入力したテキストからそれに即した画像を生成するというものだ。ブラウザの右側にあるサイドバーに移動し、Image Creator アイコンをタップしてプロンプトを入力すると、選択できる 4 つの異なる画像オプションが表示される。ニーズに合ったものを選択したら、ダウンロードしてドキュメントに追加したり、ソーシャル メディアにアップロードしたり出来る様になるのだ。

Edgeに追加される機能で、地味ながらも興味深いのは、Edge、ブラウザの内部でWeb画像を保存および編集する機能が追加されることだろう。これにより、多くのスタンドアロン型画像編集アプリが廃止されるかもしれません。とMicrosoftは述べている:

PCやmacOSデバイスの別のアプリでダウンロード、保存、編集する代わりに、目的のウェブ画像上で右クリックするだけで、ブラウザのウィンドウを離れることなく、トリミング、照明や色の調整、フィルターの追加を行えるようになりました。編集した画像は保存して、後で使うことができます。また、画像にカーソルを合わせ、メニューから画像編集を選択するだけで、編集を開始することができます。アプリからアプリへ切り替える手間が省けます。

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Edgeに搭載されるもうひとつの新機能は、「Drop」と呼ばれるものだ。Edgeのサイドバーに搭載され、写真、メモ、その他のファイルをデバイスから別のデバイスに共有する方法を提供するために作られたものである。自分と共有したいすべてのコンテンツを 1 つのスペースにドロップして、どのデバイスからでもアクセスできるようになるもので、イメージとしては簡易的なクラウドストレージのようなものだ。Microsoftは以下のように説明する:

例えば、仕事中にその日の夕食の献立を考えていて、子供が喜びそうな簡単レシピを見つけたとします。Dropを使えば、材料とレシピをコピーして自分に送り、スーパーに行ったときに簡単に参照できるよう携帯に保存しておくことができます。

加えて、Microsoftは、Edgeの効率モードにいくつかの改良を加えている。これまでは、Windowsのノートパソコンが電池切れになった場合、効率モードが作動してバッテリーの消費を抑えていた。今回の改善では、2つのモードが追加される。1つは、「バランス」で、Edge を最大限に活用しながらバッテリー寿命を延ばす。もう一つは「最大節約」で、Edgeのパフォーマンスを犠牲にしながらも、さらにエネルギー使用量を削減するものだ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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