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Microsoft、「Edge Workspaces」のプレビューを開始:タブを家族や友人と共有できるコラボレーション機能

(Credit: Microsoft)

Microsoftは、タブのグループを友人や家族と共有できる「Edge Workspaces」機能を、限定公開プレビューの一部として提供開始したことを発表した。

Microsoft Edge Workspacesは、10月に開催された開発者とITプロフェッショナル向けのIgniteカンファレンスで、エンタープライズ向けのパブリックプレビューとして初めて公開されたもので、Microsoftアカウントにサインインした後、複数の人が同じタブのセットにアクセスできるように設計されている。

Microsoft Edge Teamは、発表ブログで以下のように述べている。

“本日、Edge Workspacesの限定公開プレビューを開始することをお知らせします。Edge Workspacesは、ブラウジングのタスクを専用のウィンドウに分離して、タスクに集中し整理整頓できる素晴らしい方法を提供します。

Edge Workspacesを利用すれば、お互いにリンクを共有して行ったり来たりしていた旅行などのタスクやプロジェクトを、1つの場所で効率化することができます。ワークスペースでは、グループのウェブページやドキュメントを固有のブラウザウィンドウ内で1つの共有ビューとして作成し、リアルタイムに更新することができます”

ワークスペースに参加したユーザーは、新しいタブやドキュメント、お気に入りを追加できるほか、共有されたブラウザタブに紐づくアクティビティをリアルタイムに把握することが可能となる。

なお、イメージ的には、画面共有などが出来そうなネーミングだが、Edge Workspacesのコラボレーション・ブラウジング機能は、参加者間でブラウザの画面共有やブラウザデータの共有を行うものではない。

それぞれ、アクセスを許可されたコンテンツのみを閲覧することができ、Edge WorkspacesへのアクセスにはMicrosoftアカウントでのサインインが必要となる。

したがって、誰もが認証情報を使用してログインし、電子メールやコンテンツにアクセスする必要があり、また、まだ認証されていない場合は、Microsoft 365のドキュメントを閲覧する許可を申請する必要があるのだ。

Microsoftは、Edge WorkspacesがCookieや認証情報などの機密データを、ワークスペースにアクセスできる他のユーザーに配布することはないと付け加えた。

Microsoft Edge Workspaceのパブリックプレビューへのアクセスはこちらから可能だが、いくつかの注意点がある:

  • Microsoft Edgeのバージョン111.0.1661.51(またはそれ以上)を使用して、Microsoftアカウントにサインインしている必要がある。
  • ご友人やご家族に送れるプレビュー招待状が5枚付与される。(限定プレビューのため、予約状況によって前後する)

また、Microsoftは、Edge Workspace機能はWindowsとmacOSでのみ利用可能で、現在限定されているテスターのグループは今後数ヶ月の間に拡大するとしている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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