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Google、AIへの投資を優先させるために、有名な福利厚生サービスの削減などコスト削減を実施へ

Business Insiderが入手した社内メモによると、Googleは、AIへの投資を加速させるために、その他の事業についてコスト削減を行っているようだ。

このコスト削減には、有名な同社の各種福利厚生サービス(無料の食事提供サービスなど)が含まれ、オフィスカフェの営業時間を短縮し、オフィスのマイクロキッチンの一部を統合する予定とのことだ。

私たちは、業界をリードする特典、福利厚生、オフィスアメニティの高いハードルを設定し、将来もそれを継続します。しかし、一部のプログラムは、現在のGoogleの働き方に合わせて進化させる必要があります。コストを下げるだけでなく、これらの変更は食品廃棄物を減らし、環境にも良い影響を与えます:

私たちは、新しいハイブリッド・ワークウィークに対応するために、オフィスサービスを調整しています。カフェ、マイクロキッチン、その他の施設も、使用方法と時間に合わせて調整されます。データに基づいて決定されます。例えば、あるカフェの利用が著しく少ない日があれば、その日はカフェを閉め、代わりに近くにある人気のあるオプションに重点を置くことになります。同様に、価値よりも無駄が多いビルでは、マイクロキッチンを統合します。また、フィットネスクラスやシャトルバスのスケジュールも、利用状況に応じて変更する予定です。詳しくはこちら。

さらに、調達の改善にも注力しており、ソフトウェアや機器、プロフェッショナルサービスなどで大幅なコスト削減を実現するとしている。この取り組みは、大幅な節約をもたらし、Googleの最大の投資分野の1つであるインフラストラクチャに大きな影響を与える。

同社は加えて、AI推進のため、データセンターの効率化を図り、「よりスケーラブルで効率的なモデルの訓練と提供方法」を見つけることも検討するとのことだ。

私たちは、効率的でよく調整されたインフラとソフトウェアをMLに適用することで、よりスケーラブルで効率的なモデルのトレーニング方法とサービスを発見し続けています。

Googleは、優先順位の高い仕事にチームを再配置しながら、効率的に働かせる事を考えている。

Googleの財務目標は、多大な投資機会がある中でも、限られたリソースを効果的に活用することである。Googleは、従業員に直接影響を与える変更がある場合は、情報を提供することを約束している。

このメモには、CFOのRuth PoratやGoogleの検索リーダーPrabhakar Raghavanを含むグループのリーダーたちが署名している。

このメモの全文は、Business Insiderのサイトでご覧頂ける。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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