IFTTT、AIにより要約やSNS投稿作製機能を実現するサービスを有料会員向けに提供へ

masapoco
投稿日 2023年3月23日 13:45
FireShot Capture 202 IFTTT Connect Your Apps ifttt.com
FireShot Capture 202 IFTTT Connect Your Apps ifttt.com

様々なアプリやサービス、デバイスを連携させ、ユーザーが求める自動化を実現する生産性プラットフォームIFTTTは、3つのAIを搭載した新サービスを発表した。これにより、AIが生成するソーシャルメディア投稿、ブログ、要約を自動化に取り入れることが可能となる。この機能は、月額5ドルのPro Plusプランに加入している場合に利用可能だ。

IFTTTは、”if this, then that”を意味し、アプレットと呼ばれるデバイスやアプリ間で一連の動作を連鎖させるサービスです。これまでのIFTTTでは、例えば、YouTubeのお気に入りの曲をSpotifyのプレイリストに追加するような、連携・自動化に対応していたが、今回、新たな自動化のレイヤーが追加されるのだ。

今回発表された、「AIソーシャルクリエイター」、「AIコンテンツクリエイター」、「AIサマライザー」という新オートメーションは、アプリやデバイスで使用すると、異なるタイプの文章コンテンツを生成出来る。これらは、OpenAIのGPT-3 AI言語モデルによって実現されているとのことだ。

AIソーシャルクリエイターは、RSSフィードに追加されたアイテムに関するツイートを自動生成しする。AIコンテンツクリエイターは、IFTTTのノートウィジェットで書いたトピックをアウトラインに変換し、Google Docsに自動保存出来る。AIサマライザーは、特定のニュース記事の要約をメールで送ることが出来る機能だ。

これらの機能は、IFTTTのWebサイト上でアプレットとして提供され、自分で作成することも出来る。ChatGPTやBingのチャットボットは、要約やソーシャルメディア投稿の作成ができるようになっているが、IFTTTの統合により、さらにその手間が省かれるだろう。

「私たちはAIと自動化の可能性にとても興奮しています。私たちの計画では、近い将来、追加のAIサービスをリリースする予定です」と、IFTTTのマーケティング担当副社長Peter Curley氏は、The Vergeに語っている。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • AsteroidRyugu
    次の記事

    小惑星リュウグウのサンプルにRNAの主要構成要素であるウラシルが含まれていることが判明

    2023年3月23日 14:12
  • 前の記事

    Windowsでもスクリーンショットの消した部分を復元出来てしまうバグが発見される

    2023年3月23日 13:23
    windows 11
この記事を書いた人
masapoco

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • Sam Altman TechCrunch SF 2019 Day 2 Oct 3 cropped cropped

    ベンチャーキャピタリスト、OpenAIのSam Altman氏を“誇大妄想的”と非難

  • google logo image

    Googleが非営利団体を対象に2000万ドルの資金を提供し生成AI活用を支援

  • Pixel 8 in Rose.max 936x936.format webp

    Google、方針を転換しPixel 8にもGemini NanoによるオンデバイスAI機能を搭載へ

  • what is ai pc

    Intel、「AI PC」の要件は40TOPS以上の性能を持つNPUが必要と述べる、ただしMeteor Lakeはこれを満たさず

  • amazon anthropic

    Amazon、AIスタートアップのAnthropicに“現金”27億5千万ドルを投資

今読まれている記事