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Ring、高精細な電池式ドアベル「Battery Doorbell Plus」を発売

Ringは、2年ぶりに新たなドアベルを発売した。現在米国で180ドルで予約受付中の「Battery Doorbell Plus」は、150×150度の視野と1536pのビデオ解像度を備え、「頭からつま先まで」、詳細に確認出来るように大きな画質の改善が見られる。

新しいスクエアビューでは、すべての訪問者を頭からつま先まで見渡すことができ、足下に置かれた荷物も見ることが可能だ。Ringの他のバッテリー式ドアベルカメラはすべて標準の16:9のアスペクト比を採用しており、左右に多くのものを見ることが出来るが、床に置かれた荷物を見逃すことがよくあったので嬉しい改善だろう。

1536pのHD映像は、Ringの他の電池式ブザーが採用している1080pから大きく引き上げられ、RingのPro 2に匹敵する品質となった。

加えて、Ring Battery Doorbell Plusには「省エネ機能」も搭載されており、同社はバッテリーの寿命を「初代Ring Video Doorbellより最大3倍向上させる」と述べている。

しかし、この改良されたバッテリーは、残念ながら新しいものではない。実は、現行のRing Doorbells 3、4や同社のバッテリー式カメラが採用しているのと同じ、取り外し可能な充電式バッテリーなのだ。

Ringによると、このバッテリーライフの向上は、Ringアプリで利用できる「高度な動体検知」「モーションゾーン」「人のみモード」などの機能を利用することで、ユーザーが行う「ソフトウェア調整」によるものだそうだ。これらの機能により、わずかな動きのたびにカメラを起動させる必要がなくなるため、カメラの消費電力が削減される。しかし、これらは現在のRingカメラで使えるので、目新しい機能ではない。

Ringの他のカメラと同様に、Battery Doorbell Plusには無料の動体検知とプライバシーゾーンが付属している。また、Quick Replies(ドアベルが訪問者に伝えるプリセット応答)、Echo ShowやFire TVでドアベルのカメラ映像を見るためのAlexa互換性、ライブビュー、双方向通話もある。Battery Doorbell Plusは、バッテリーをトリクル充電したり、既存の室内ドアベルチャイムと連携させるためのハードワイヤード接続も可能だ。

Ringプロテクトプラン(月額350円/年額3,500円)を契約すると、録画映像のクラウドストレージ、荷物通知、リッチ通知、人物のみモード(カメラが人を見たときのみ通知を受け取る)が追加される。

なお、日本での発売はまだ未定だ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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