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AMD、Unreal Engine用 FSR 2.2プラグインをリリース

先日、AMDはFidelityFX Super Resolution(FSR) 2.2アップスケーリングテクノロジーのソースコードを公開した。最新バージョンは、少なくとも2ヶ月前から『Forza Horizon 5』などのゲームで利用できるようになっていたが、AMDは、より幅広い利用を想定したドキュメントの準備やプラグインのテストに、より多くの時間を必要としていた。そして本日、新たに「Unreal Engine FSR 2.2プラグイン」がリリースされたことにより、より多くのゲーム開発者が数回のクリックで最新バージョンのFSRを追加することが出来る様になったのだ。

FSR 2.2では、特に動きの速いオブジェクトでのゴーストの処理が改善されている。AMDによると、2.2はまた、ディソクルージョン(以前は隠れていたオブジェクトが見えるようになること)時のフィズリングアーティファクトを減らすための改善も行っている。全体として、2.2は、同社が今年後半にFSR 3に焦点を移す前の重要なアップグレードであり、マイルストーンであると言える。

AMDは、250以上のゲームにFSR 1またはFSR 2のいずれかが搭載されることが確定したと発表した。この数には、既存のゲームと今後発売されるゲームが含まれている。このうち、110タイトルがFSR 2をサポートする予定だ。Unreal Engineのプラグインはもちろん採用のスピードを上げるが、これは主にAMDから直接サポートを受けていないインディーゲーム開発者を対象としている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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