Warner Bros. InteractiveとAvalanche Softwareは、先日発売したハリー・ポッターのゲーム『Hogwarts Legacy』が、発売後2週間で1,200万本以上を売り上げ、全世界で8億5千万ドルの売上を達成した事を明らかにした。また、同タイトルはTwitchでも記録を更新し、同ストリーミングプラットフォームにおけるシングルプレイヤーゲームの発売としては最大規模となった。ピーク時には128万人の同時プレイヤーを記録している。
Warnerによると、『Hogwarts Legacy』は、『ハリー・ポッター』フランチャイズで最も成功したゲームになったとのことだ。Warner Bros Gamesの社長であるDavid Haddad氏は声明で、「Avalancheの開発チームは、ホグワーツでの生活というファンのファンタジーを真に満たす、驚くべき高品質のウィザーディング・ワールド体験を提供し、当社の出版チームは、世界的にインパクトのある発売キャンペーンを実行しました。」と、述べている。
また、パブリッシャーは、プレイヤーがすでに2億8000万時間を『Hogwarts Legacy』に費やしていることを明らかにした。ゲームの成功に加え、Warner Brothersは、『ハリー・ポッター』関連のWebサイトトラフィックが300%増加するなど、フランチャイズ全体への関与が高まったことも報告している。
このゲームの発売は、Wizarding Worldの作者である J.K. Rowling氏がトランスフォビア的な見解を示しているとして、一部のゲーマーがボイコットを呼びかけるなど、さまざまな論争に包まれた。Rowling氏は『Hogwarts Legacy』の開発には積極的に関与していないが、このゲームの成功によって金銭的な利益を得ている。