Corsair、最大5600Mbps定格の48GBおよび24GB DDR5 Vengeanceメモリモジュールを発表

masapoco
投稿日
2023年2月19日 7:41
Corsair Vengeance DDR5 5600 24 GB 48 GB Memory Modules Kits 3 gigapixel standard scale 6 00x Custom

Corsairは、48GBと24GBの新しい「DDR5 Vengeance」メモリキットを発売し、市場で最高のRAMに匹敵する大容量を新たに提供する。そしてこのキットでは、RGBと非RGBモジュールを選択できるようになっている。

一昔前は想像も出来なかったが、一般ユーザーでも少し頑張れば、驚くような大容量のメモリを搭載できる時代になった。Intelの最新第13世代Raptor Lakeコンシューマー向けチップは、4スロットのIntel 600シリーズまたは700シリーズマザーボードで最大192GBのメモリをネイティブサポートするようになっている。これは、24Gbダイの導入により実現したものだ。この新しい24Gbダイにより、メモリベンダーは24GBおよび48GBのメモリモジュールを製造できるようになっている。

メモリスロットが2つしかない低価格のマザーボードでも、DDR5以前には不可能だった96GBのメモリへの参入が可能になる。論理的には、4つのメモリスロットを持つメインストリームマザーボードでは最大192GBまで、16のメモリスロットを持つワークステーション製品では最大768GBまで搭載できるのだ。例えば、先日発表されたIntelのXeon W Sapphire Rapidsプロセッサと共にデビューしたW790搭載マザーボードのようなものがある。

新しい48GBと96GBのメモリキットは、VengeanceとVengeance RGBメモリのラインアップがある。後者は名前の通り、RGBライティングが搭載される。残念ながら、データレートに関しては選択肢がなく、DDR5-5200およびDDR5-5600のみとなる。これほど大きなDIMMを実行すると、プロセッサの統合メモリコントローラ(IMC)にそれだけで負担がかかるため、Corsairは互換性を最大限に確保するためにデータレートに関しては冒険しないことを選択した。さらに、より高いデータレートをビンディングするのに長い時間がかかる。

DDR5-5200のメモリキットは38-38-38-84のタイミングだが、DDR5-5600のバリエーションは40-40-40-77のタイミングに構成されている。また、XMP 3.0をサポートしている。

Corsairは、Vengeance 48GBおよび96GBメモリキットをまだ公式に公開していない。価格はそれ相応の価格になりそうだ。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • satelite internet
    次の記事

    Starlinkが「グローバルローミング」サービスをテスト中

    2023年2月19日 8:46
  • 前の記事

    量子望遠鏡が太陽系とその向こうを鮮明に映し出す

    2023年2月19日 7:18
    telescope

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • sk hynix complex fab image

    SK hynix、「世界最大のメガファブコンプレックス」に総額13兆円を投資、2027年に最初のファブが稼働へ

  • liquid metal ram

    液体金属を使った世界初の“完全にフレキシブル”なメモリの開発に成功

  • MICRO LPCAMM2

    Micron、LPCAMM2を発表 – コンパクトで電力効率に優れたノートPC用メモリモジュール規格

  • SK hynix、HBM4広帯域メモリの開発を2024年に開始することを確認

  • CAMM 32GB F

    ノートPC用RAMの新たな規格「CAMM2」がJEDEC標準の承認を受ける

今読まれている記事