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Corsair、最大5600Mbps定格の48GBおよび24GB DDR5 Vengeanceメモリモジュールを発表

Corsairは、48GBと24GBの新しい「DDR5 Vengeance」メモリキットを発売し、市場で最高のRAMに匹敵する大容量を新たに提供する。そしてこのキットでは、RGBと非RGBモジュールを選択できるようになっている。

一昔前は想像も出来なかったが、一般ユーザーでも少し頑張れば、驚くような大容量のメモリを搭載できる時代になった。Intelの最新第13世代Raptor Lakeコンシューマー向けチップは、4スロットのIntel 600シリーズまたは700シリーズマザーボードで最大192GBのメモリをネイティブサポートするようになっている。これは、24Gbダイの導入により実現したものだ。この新しい24Gbダイにより、メモリベンダーは24GBおよび48GBのメモリモジュールを製造できるようになっている。

メモリスロットが2つしかない低価格のマザーボードでも、DDR5以前には不可能だった96GBのメモリへの参入が可能になる。論理的には、4つのメモリスロットを持つメインストリームマザーボードでは最大192GBまで、16のメモリスロットを持つワークステーション製品では最大768GBまで搭載できるのだ。例えば、先日発表されたIntelのXeon W Sapphire Rapidsプロセッサと共にデビューしたW790搭載マザーボードのようなものがある。

新しい48GBと96GBのメモリキットは、VengeanceとVengeance RGBメモリのラインアップがある。後者は名前の通り、RGBライティングが搭載される。残念ながら、データレートに関しては選択肢がなく、DDR5-5200およびDDR5-5600のみとなる。これほど大きなDIMMを実行すると、プロセッサの統合メモリコントローラ(IMC)にそれだけで負担がかかるため、Corsairは互換性を最大限に確保するためにデータレートに関しては冒険しないことを選択した。さらに、より高いデータレートをビンディングするのに長い時間がかかる。

DDR5-5200のメモリキットは38-38-38-84のタイミングだが、DDR5-5600のバリエーションは40-40-40-77のタイミングに構成されている。また、XMP 3.0をサポートしている。

Corsairは、Vengeance 48GBおよび96GBメモリキットをまだ公式に公開していない。価格はそれ相応の価格になりそうだ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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