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Meta、更なる人員削減を計画と伝えられる

昨年11月、Metaは「よりスリムで効率的な」会社になるために、全世界で11,000人以上の従業員を解雇した。だが、同社のダイエットはまだ終わっていないようだ。

Financial Timesの報道によると、同社は新たな人員削減を発表する準備を進めながら、複数のチームの予算確定を遅らせているという。その結果、管理職が仕事量を計画的にこなせないため、仕事が進まなくなってしまったとのことだ。実際、通常は数日でサインオフできるプロジェクトが、今では約1カ月もかかっている。その中には、メタバースや広告などの優先分野も含まれている。

数週間前、MetaのCEOであるMark Zuckerberg氏は、2023年は同社にとって「効率化の年」になると発言した。「より強く、より軽快な組織になることに重点を置いている」と述べている。Metaは組織構造をフラット化し、「中間管理職の層をいくつか取り除き、より迅速な意思決定を行う」と述べていた。しかし、この件に詳しいあるMeta社の社員は、そうは思っていないようだ。「正直なところ、まだ混乱しています。効率化の年の幕開けは、何もしないのに給料をもらっている人たちです。」と、不満を述べている。Meta社はこの問題について、まだコメントを出していない。

このニュースは、Metaが本日発表した、同社の最高事業責任者であるMarne Levine氏が13年間在籍した後、退任することになったものと奇しくも同日にもたらされた。Levine氏はMetaに在籍中、Instagramの初代最高執行責任者を務めたほか、Facebookでグローバル公共政策担当副社長も務めた。Metaは、今後、Nicola Mendelsohn氏とJustin Osofsky氏がシニアセールスおよびパートナーシップリーダーとしての役割を拡大し、COOのJavier Olivan氏に報告するとしている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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